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2009年05月20日

絶対合わないジグゾー・パズル

 5月15日のメディRの講座のときにもちょっとお話したのですが、

(感想を書いてくださったみなさん、ありがとうございました。

静歌さん、
http://www.crystarium.com/dreamspell/2009/05/post_330.html

ひよこさん(私まだ4回しか講演してないのに参加4回目って、、、)
http://hiyokonorawfood.blogspot.com/search/label/%E7%9F%B3%E3%81%A8%E3%82%82%E3%81%95%E3%82%93%E8%AC%9B%E6%BC%94%E4%BC%9A

kiyomiさん、
http://rosa-magenta.blog.so-net.ne.jp/2009-05-18  )


 人間とゴリラというのは消化器官の構造がほとんど同じなのですが、ちょっとだけ違うところがあります。

 それは、ゴリラは胃の中にセルロース分解酵素を持っていて、人間は持っていないということ。

 この小さな違いが、実は、とっても大きな違いだったりします。

 「セルロース」というのは、植物の繊維や細胞壁を作っている固い部分で、植物の成分の実に1/3を占めます。

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B9

 「細胞壁」って、中学校の時に顕微鏡で見たの、覚えてますか?
 細胞壁というのは、ひとつひとつの細胞の外側を覆っている、まさに「壁」のような固い物質です。この内側でもう一枚「細胞膜」が囲んでいて、膜の中に栄養がいっぱいはいっています。
 細胞膜は動物、植物両方にありますが、細胞壁は、動物にはなくて、植物にだけあります。
 植物には骨がないので、身体を支えるために、壁で覆われた固い細胞を一つ一つ積み重ねる構造になっていて、それで固いのです。(セロリとか手でぱりっと折るとよくわかりますよね)。

 で、セルロースというのは炭水化物でできているのですが、これを分解する酵素をセルローゼといいます(そのまんまや)。セルローゼはセルロースを分解して、糖にできます。
 ゴリラだけでなく、馬や羊が草やわらばっかり食べてエネルギー不足にならないのは、草やわらを糖に変えることができるんですね。私たちは草を低エネルギーだと思っていますが、それは私たちにエネルギーを取り入れる道具がない、というだけの話なんですね。
 ゴリラや馬や羊にとっては、草は高エネルギー食品なんです。

 ……ちっちゃな違いのようで、大きな違いなのです。やっぱり。

 ひとつは、人間は草や果物だけだとエネルギー不足になってしまうこと。もう一つは、細胞をくるんでいる壁が消化分解できないので、よ〜〜〜く噛んで細胞壁を壊さないと、中にある物質(水分、ビタミン、ミネラル、果物の糖質)を取り出せないこと。

 だったらよく噛めよって話になるんですが、ヴィクトリア・ブーテンコさんのGreen for Life を読んだ方はご存じかと思いますが、人間の「噛む」機能(噛むことを別名「第一次消化」といいます)は、使いものにならないぐらい退化しているんですね。(アウストラロピテクスと現代人の咀嚼能力の違いがどこかに書いてあったと思うんだけど見つけられない…)

 自然に帰りたいけど帰れない。
 自然に帰ろうと思っても、自然の状態からもう生かしてもらうことはできない。

 あらまー、なんて絶望的な状況!
 人間がセルロース分解酵素を失ったときというのが、人間がエデンの園を追い出されたとき、といえるのかもしれません。


 だから、なんとかして必要な栄養をとらないといけないのですが、そこで必ず動物がやらないことをやらないと、栄養がとれなくなってしまった。
・野菜を火食する(セルロースは自然界でもっとも破壊しずらい物質なのですが、加熱することで壊れて中の栄養をとりだすことができます)
・穀物を火食する(セルロースの代わりに、人間が分解しやすいグルコース(ぶどう糖)をとることができます。)
・ジューサーとかミキサーとか、あんまり「自然」じゃない、むしろ文明の最先端みたいな器械を使う。
・タネ、ナッツ、穀物の摂取を増やして、エネルギー摂取を増やす。
・消化の負担にならない程度の動物性たんぱく質をとる(人間のタンパク質消化酵素というのは、類人猿から比べるとオールマイティといえるぐらい、能力が強いそうです。やっぱり「タンパク質こそ文明」なのかもしれません)

 どれもメリットがありますが、同時に欠点もあり、「これなら完璧」ということができません。

 だって自然から見放されてるんだから(笑)。善後策なんだから。

 でもね、つまり、人間のダイエット(食餌)というのは、絶対に完璧におすすめできるものはないんだ、っていうことがわかっていると、ほっとできる。あるいは冷静になれる。

「このジグゾー・パズルは合わないんだ。そういうものなんだ」ってね。

 だからね、7〜8割ぐらい水分と酵素の多い野菜や果物にできたら、あとは体調とお好みで何でもいいんじゃないか、って気がします。

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posted by 石塚とも at 00:51| Comment(6) | ちょっと哲学的なこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
何だか、いろいろとすっきりしました!!
摂食障害になった身としては「完璧な食事」を求めてしまいがちでした。
ですけど、パズルが合わなくていいと知り、心が楽になれました。

石ともさんのこういった考え、いつも凄いなぁと思います!
ツッコミ、笑いましたww
Posted by とも at 2009年05月20日 03:23
こんにちは〜。

やっぱりどっかに抜けがあるって、救いになるよね、
完璧な正解なんか、ないんだよ、ってことですね。人間っげいう存在がとても不完全なものなのですもの。

エデン追放のところでは、大笑いしてしまいました。

生でワシワシ食べるより、ブレンダーでスムージーにしたほうが、吸収がいい感じがするのは、とてもよくわかります。が、ブレンダーでまわしたくらいで、細胞膜が壊れるのか、っていう疑問は常にあります。一部が壊れるだけでも違うかなあ、とは思います。

染めも発酵させて、細胞膜を破ると全然違う。細胞膜は硬いものねえ〜。

ではまた。
Posted by ぺんぎん at 2009年05月20日 10:34
帰りたくても帰れない。
少し切ない。
でも赤ちゃんとして生まれて、生きてきて、大人になって”遠くまで来ちゃったなぁ”と思ってもやっぱり戻れないし、戻る気もない。
それと同じで、パズルのピースがあわなくても自分にとってのベストを探りながら今日も明日もやって行きます。
GSはやっぱまだ抵抗があるので、サラダを噛み噛み、かな。
Posted by Rosmarin at 2009年05月20日 11:09
うーん、やっぱり石ともさんの記事にはやられます。
納得いかなかったことを納得させてしまう説得力。

>だからね、7〜8割ぐらい水分と酵素の多い野菜や果物にできたら、あとは体調とお好みで何でもいいんじゃないか、って気がします。

最後のこの1文ね、とっても一個人に任せられてる感じがして、気持ちいいです。
自分自身と向き合ったとき、さて何を選択するのか。

自分の意思に託されているからこそ、やっぱりワタシはローフードを選択する人生を送っていきたいと感じる今日この頃です。
Posted by yoccico at 2009年05月20日 19:16
>ともさん、

うーん、すごい頭のいい人や真面目な人がこれだけよってたかって
式がとけないんだから、
これはもう「解けないもの」って思ったほうが
いいんじゃないの? って
思っただけなんですけどね。

>ぺんぎんさん、

エデン追放、けっこう本気です(笑)。
合わないパズルを持ってる不安定さを「神話」「物語」で埋めたい側面って
あると思うのね。

ああ、「発酵」って手もありましたね。でも「壁」よね(笑)

>rosmarinさん、

「思えば遠くへ来たもんだ」
「ロードムービー」という物語が好きな理由と重なると思います。
上記と同じで、やっぱり「物語」はセルロース分解酵素を
補完するのです(笑)
この「寂」という感覚が悟りなんじゃないかと思います。
また詳しく書きたい感覚です。


>yoccico さん、

>とっても一個人に任せられてる感じがして、気持ちいいです。

はい、自然と一緒に生きるといっても、人間ですものね。
「選択」って、私、いつもサインに書きます。

Posted by 石とも@管理人 at 2009年05月20日 21:03
タイムリーです!
ちょうど何を食べるかで悩んでいるところでした。
悩みつつ、気づけば6割くらいローフードを食べている自分がいて。
でもあと4割をどうするか、大問題でした。
完璧な食事というものはない、と知ってかなり気が楽になりました。
この記事が解になりました。
ありがとうございます!
Posted by あっきー at 2009年05月21日 07:45