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2018年04月15日

子どもは静かにいなくなっていくけど、街も静かに傷つけられていく

 前回の子どもの映画に続いて、また「静かに」ってことばが出てくるのは偶然なんだけど、それは暴力を表すときにとても適切なことばだkらそうなるのかもしれない。抵抗もできず、ダメージを訴えることもできなければ(訴えても聞き入れてもらえないと絶望したとき、人は訴えることをやめてしまう)、私達は黙って消えていくしかない。

 昨日(4/14)から公開されている、『ラッカは静かに虐殺されている』


ラッカという街が建設されたのは紀元前2世紀のセレウコス朝。そのあとキリスト教圏になり、イスラム教圏になり、モンゴル帝国に攻め込まれて廃墟になり、18世紀に再建され、欧米列強の支配を受け……と、中東の街として典型的な?(?)歴史をたどってきた。 そして現代圧倒的にその名が世界に知らされるのは、2014年、イスラミック・ステート(イスラム国、IS)がこの街を首都として建国を宣言したからだ。

2018年4月現在、ISは有名になったあと、すでに鎮圧されている。しかし、2014年当時、そこで起きていることは、市民以外誰も知ることがなかった。学生を中心に始まった市民ジャーナリスト集団”RBSS”(Raqqa is Being Slaughtered Silently = ラッカは静かに虐殺されている)が、スマホで撮った映像を発信し始めることがなければ。

職業ジャーナリスト(っていうか会社員ジャーナリスト)の給料というのは高い事が多いのだが、これは、ジャーナリストは危険なところに行くのでその手当がつくからだ。でも、職業ジャーナリストというのは、結局、事件の外部の人間で、給料が高かろうがなんだろうが、どうしても危険になったらその内部に入り込むことができない。もしもうまく入り込むことができたとしても、そのジャーナリストが内部で殺されてしまえば、やっぱりニュースを発信することができない。

「ラッカは静かに殺されている」のメンバーたちは、「職業」でニュース配信をしているのではない。そこに報酬が発生するはずもない。しかし、彼らは、そのニュースを発信する必要が誰よりもあったし、そう望んでいた。本人たちはそんな気持ちを意識するというよりただ身体が動いただけかもしれないけど。
それは、当事者であるから、というのももちろんそうなのだけど、「世界がまだ希望があるところだから」と思っていたから、思いたかったから、というのが大きな動機づけじゃないかと私は思うのだ。つまり、「我々の訴えを世界はまだ聞く耳があり、それが誰かを力づける可能性を持っている」という希望だ。

ISがデジタル技術を駆使して世界を席巻したように、RBSSもまたデジタルを味方にする。「デジタル」っていうか、スマホ一つで世界に自分たちが置かれている世界を発信する。きっとこれは後世から見ても大きな歴史の変化なのだと思う。

そして、RBSSの活動をISが見逃すはずはなく、彼らにも暗殺の手が伸びる……。

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posted by 石塚とも at 15:21| 映画がらみ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする