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ローフード・フォー・ビジー・ピープル
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2022年06月26日

「ピーナッツ」  vol.020  (通算371)

こちらの記事は
2022年6月26日配信分の転載です。
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今回の記事が役立ちそうな方は、
・おいしいものの話が好きな方
・海外のおいしい食べものについて興味がある方
・ピーナッツ、ピーナッツ・バターが好きな方

などです。

ピーナッツ。
日本では「落花生」。

ピーナッツって、どうも「健康食品」として取り上げられる
ことが少ないイメージなんですが。

理由は、
・生食が推奨されない(ピーナッツに生えるカビは発がん性が強い)
・食べ方がヘルシーじゃない(ビールのおつまみ、朝食のピーナッツバターなど)

あたりじゃないでしょうか。

わたしが、ピーナッツの実力を思い知らされたのは、
パリのあるカフェでのこと。

そのカフェは、パリの18区という、どっちかというと、
「観光客はうかつに近寄ってはいけませんよ」と言われるエリアにあります。

わたしは、好き好んで近づいたわけではないのですが、
気に入っているコ・ワーキング・スペースがその場所にあったので、
借りているアパートから片道40分かけてはるばる通っていたのです。

そのあたりの地下鉄で降りると、
いきなり襲われたりはしないのですが、
(スリがいるのは大きな駅や観光地です、気をつけて)
改札口を出ると、タバコの箱を手に「マルボロマルボロマルボロ〜」と言いながら
近づいてくるおじさん、お兄さんがたくさんいる、
そんな場所です。

こういう地域にあるレストランは、
・価格の安いファストフード(チェーン店ではなく独立系)
・民族性の強いレストラン(圧倒的にアフリカ系)

が多いです。

なので、コ・ワーキング・スペースは気に入ってるのですが、
ランチが困っちゃいます。40分は家に帰るには遠すぎるし、
お弁当も毎日だと大変(パソコンとお弁当は重い)。
ファストフードの店は、安いけど、油が強いです。
「ハンバーガー」と「ケバブ」と「タコス」を全部扱っている店が多く、
「ベジタリアンタコス」というのを頼んだら、
タコスの中にホワイトソースであえたマッシュルームが入ってて、
「さすがフランス…」と思いました。

一方、アフリカ系レストランは、何を頼んでいいかわからないのと、
店の前から、強いスパイスの香りが漂ってきて、
それだけでちょっと腰がひけちゃう感じです。

グーグルマップでいろいろ見てたら、
「ベジタリアン・フレンドリー」と推奨されているカフェを見つけました。

駅からちょっと離れた小道にあるそのカフェは、
イギリス人の女性とナイジェリア人の男性がカップルで経営している店でした。

入ってみてびっくり。話している人たちが全員イギリス英語。
パリに来ているイギリス人たちの交流の場になってるみたい。
女性はキッチンに引っ込んでいてほとんど出てこず、
男性が「えっと、フランス語でなんてい言うんだっけ」とか
汗をかきながら対応してくれる感じで、
イギリスの人たちが恋しいと思う味のお店みたいです。

同時に、食べものはたぶんにナイジェリアの影響があるみたいでした。

「野菜のシチュー」というのをすすめてくれたのですが、
入っているのがサツマイモ、そして、
スープ(ルー?)の隠し味になっているのが、ピーナッツ・バター。
ピーナッツ・バターの油でコクとつけていて、
それがアフリカ風のスパイスの刺激を打ち消して、バランスがいいのです。
ゴロゴロ入ってるサツマイモのおかげで満腹感もあります。

一方、デザートはヨーロッパの香り満載で、
マフィンやブラウニーをお店のキッチンで焼いてウィンドウに並べています。
そのブラウニーがすごかった!
冷めているから固くなってるはずなのですが、
なぜか室温でもねっとり。
どうして? と思うと、
おそらく、ピーナッツ・バターがたっぷり練り込んであるのです。
だから、冷めてもねっとりしてるのです。

なんか、すごく健康に悪そうなテクスチャーなんだけど、
おいしい!
千葉県でカフェやってる方、ぜひレシピ開発して〜。
(マグネシウムが豊富だそうです、参考
https://suzuichi-s.co.jp/s/346/


今、見たらこのカフェ、ウェブサイトはないのですが、
84個のグーグル口コミがついてて、平均で★5つの満点を
とってるという、評価文句なしのお店です。

一方、ほんとにかなり不便、かつ、周りに観光スポットがない、
エリアにあるので、文字通り、地元の人のための店です。
わたしも、静かなアパートに引っ越してコ・ワーキングにも
行かないと思うから、
行く機会もほぼなくなるでしょう。

いや〜〜、でもあのピーナッツ・バターたっぷりのヴィーガン・ブラウニーは、
今でももう1回食べたいです。



今回のお話は、ここでおしまいです。
ご愛読いただきまして、まことにありがとうございました。
次回も楽しみにしていただけるように、頑張ります!

ロービューティジャパンの野菜くだもの通信
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posted by 石塚とも at 20:06| 「野菜くだもの通信」バックナンバー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年06月12日

「プロフェッショナル」  vol.019  (通算370)

こちらの記事は
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今回の記事が役立ちそうな方は、
・海外の、ちょっと変わった体験が読みたいと思っている方
・おしゃれなインテリアショップに興味のある方
・「プロフェッショナル」とは何か、ヒントがほしいと思っている方

などです。

パリで怒涛の引っ越しのときの話です。

それまで契約していたアパートは家具付きだったので
自分ではベッドも冷蔵庫も洗濯機も収納も持っていませんでしたが、
新居は家具も自分で調達しなければいけませんので、
いくつかお店を見に行きました。

最近イケアの話が多いですが、
日本の10店舗強にくらべてフランスにはイケアが25店舗以上あり、
人気、という言葉を超えて、洋服におけるユニクロと同じように、
もはや社会のインフラ。
生活へのしみ込み具合は圧倒的です。

それ以外に安くてちょっと気がきいたインテリアショップでは

Maison du Monde (メゾン・デュ・モンド)
https://www.maisonsdumonde.com/
フランスに180店舗、スイス、ベルギー、ドイツ、イタリアなど合計250店舗

CASA (カザ)
https://fr.casashops.com/fr/
ベルギー発でヨーロッパ内に約500店舗、そのうち180店舗がフランス

HABITAT(アビタ)
https://www.habitat-design.com/
イギリスでコンラン卿が創業したけど現在はフランス企業。
フランス国内に25店舗、ヨーロッパ他国に30店舗
ポンヌフのすぐそばにある店がおしゃれ。
日本にもずっと昔に西武グループが呼んできたけど早々に撤退しちゃった。
高いけど勉強になる。

さらにパリ2区のセバストポール地区や12区のバスチーユ地区に
家具・インテリアショップ、ほんとうにたくさんあるので、
そろそろ観光客往来も再開したようですし、
ご興味ある方はいつか行ってみてください。

さて、イケアに話を戻して、
イケアは基本、郊外にあり、パリ市内にはありません。
(最近、東京の原宿や渋谷同様
パリでも、マドレーヌ寺院の後ろと、ルーヴル美術館の斜め向かいにできましたが)
大きな家具を買いたい場合は、電車やバスを乗り継いで、
郊外の巨大店舗に向かうことになります。
オンラインショッピングもできるのですが、在庫数が少ない場合は、
直接行って確保しなければならない仕組みも日本と同じです。

郊外ですから駐車場も大きいのですが、わたしが行った店舗は、
だだっ広すぎて、隣接の立体駐車場ではなく、
店舗の真正面に、駐車券とらなくても自由に出入りできる、平置きの駐車場がありました。

わたしがその日買おうとしていたのは、
PAXという、高さが201センチの、大きな洋服ダンスでした。
大きいから重くて輸送も大変だし、組み立てもひとりでは大変です。
しかし、配送サービスや組み立てサービスを頼むのはハードルが高い
(値段も高いし、届かないとか間違ってるとか事故が多多い)し、
友達が、「イケアの家具組み立てたことあるから大丈夫」と
かなり力強く請け合うので、
車で出かけて、積み込んで帰ってくる、予定でした。
買い物が終わり、
トロリーにたくさんの部品をのせて平置き駐車場内を運んでいると
「ボンジュール、マダム、ムシュー」
と、なんの用事かわからないおじさんが笑顔で近づいて来ましたが、
別に気にせず無視しました。

しかし、実際車に運んで見ると、部品が多すぎて、積み込み切れないではないか!

しかも、まあ個人差もあると思いますが、その友人の想定外の事態に出会ったときの
態度というのが、わりとラテン的
(冷静な現状把握→解決法の探索、じゃなくて、感情優先)
わたしとしては、「あー間違った助っ人を頼んじゃったか?」
と、あまりよろしくない雰囲気に…。

もう離仏の時期が近づいているので持って帰って当日組み立てたかったけど、
運べないことにはどうにもならない。
配送サービスを頼もうとトロリーごとUターンして、店舗に向かおうとすると…。

「ボンジュール、お困りですか? お手伝いしますよ」

あのおじさんが、もう一度近づいてきたのです。
おじさんのビジネスは、平置き駐車場に自分のワゴン車をとめて、
わたしたちのような、想定外に配送が必要な買い物客に声をかけて直接交渉し、
荷物を運ぶことだったのです。

…と書きましたが、イケアととくに契約しているわけでもない、
ちょっとうす後汚れた作業着を着たなんの保証もないおじさんです。
友人は、「この人、大丈夫か? 荷物持ってどっか行っちゃうんじゃないか?」
と心配したそうです。
わたしもまったくそう思わなかったわけじゃないけど、
「頼もう!」と瞬時に決断させるものがありました。
その基準になったのは、おじさんの「笑顔」です。
とにかくにこやか、というか、プロフェッショナルな笑顔だったのです。

「simplement (=単刀直入に)おいくらですか?」
と聞くと、わたしの住所を聞いて、
「50ユーロです」という。
イケアに配送を頼むと、59ユーロで、しかも当日配達はあきらめなければ行けません。
「50ユーロで、じゃあ、お願いします、今現金がないんですけどいいですか」
「大丈夫です、マダム」
決まるやいなや、おじさんは手慣れた手付きで荷物を自分のミニトラックに運びます。

友人が「トモはおじさんの車に乗れば」というので、
そうして、後ろからついてくることになったのですが、
(荷物ごととんづらされないようにするため、だったそうです。
わたしごととんづらされたらどうするんかい!笑)
おじさんの仕事は嘘じゃなかったどころか運転が速い! しかも荒くない!
友達の車が全然追いつけなくて、
10分ぐらい差をつけて到着してしまいました。

車の中で話をしたのですが、
おじさんはチュニジア出身。
「日本人ですか、わたしの娘もほんとうに日本のマンガが好きですよ」
というのは単なる営業トークではなさそう。
どんどん衰退していく日本だけど、
マンガの威力だけは本当にすごいなあ、と
再認識。

アパートに到着すると、これまた軽々と、
エレベーターなし3階の、2メートル以上ある家具を運びあげてしまいました。

「ありがとうございました。助かりました」
と、わたしは、ATMまで走り、50ユーロ札を引き出して戻ってくると、
おじさんは最後にニッコリ笑って、
「マダム、最速でひとりで運びました。チップも追加していただけたらありがたいです」
わたしはこういう場合のチップの相場がいくらかわらかなくて一瞬とまどいましたが、
友達が察して、10ユーロ、わたしました。合計60ユーロ。
「わたしの支払いだから、自分で払うよ」
と、わたしは友人が建て替えてくれた10ユーロを払いました。

上にも書きましたが、イケアの正規の配送料金は、59ユーロでした。
そして、2,3日かかります。
おじさんへの支払いが60ユーロだとすると、イケアの正規料金より1ユーロ高いけど、
当日その場で届くから、その日のうちにミッションが片付きます。
だから、悪い取引じゃありません。
「わたしたちおなかすいてるから、一緒になにか食べますか?」
と誘って見たけど(もちろんごちそうするつもりだった)
「そのへんでサンドイッチ買いますから、大丈夫ですよ、マダム」
とおじさんは言って、わたしたちに、次回予約用の名刺を渡して去って行きました。

その後、お昼ごはんのクレープを食べながら
わたしと友人の意見が一致したのは、
「完璧におじさんのシナリオどおりだった!」ということ。

最初から60ユーロで交渉したらお客さんはのってこないだろうし、
チップがもらえなくても個人商売だからおそらく利益はある。
そして、素早くて丁寧な仕事で、チップを払いたくなる技量を発揮する。
その頼み方もとってもスマート。
最初から最後まで、シナリオの構成がプロフェッショナル。

こうしておじさんは、見事なお仕事ぶりで60ユーロをゲットしていったのでした。

あとから何度かこのイケアに行ってみて気がついたのですが、
店の前の平置き駐車場には、おじさんだけでなく、
同業者が何人もスタンバイしていて、
お客さんを探していました。
夕方買い物してたら、その日の売上が芳しくなかったのか、
店の中まで入り込んできて「マダム、配送いかがですか」と
営業されたこともあります。
でもその人はちょっと人相が悪くて、あまり頼みたい感じではありませんでした。
営業スマイルは大事だ、と、あらためて思いました。

その後何度も平置き駐車場でおじさんを見ましたが、
おじさんは、わたしのことが、まったく眼中に入らないようでした。
大きな荷物を持っていない客は、おじさんのセンサーにひっかからないみたいでした。
いつか大きな荷物を持って出てきたら、あの
プロフェッショナルな笑顔で「ボンジュール」と言ってくれると思います。


今回のお話は、ここでおしまいです。
ご愛読いただきまして、まことにありがとうございました。
次回も楽しみにしていただけるように、頑張ります!

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2022年06月05日

「ほこり(「誇り」じゃなくて「埃」)」  vol.018  (通算369)

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********************************************************************

今回の記事が役立ちそうな方は、
・時間管理に興味がある人(いつも「時間がない!」と思ってる人)
・お金を稼ぐ労働も、家事も、両方労働してる人、両方労働だと思ってる人
・そんなふうに考えたこともなかった人

などです。

パリで怒涛の引越しを終え、
新旧のアパートと
エマウス (不用品を引き取ってくれるパリの事前団体、くわしくはバックナンバー
https://rawbeauty.seesaa.net/article/486816161.html
参照)
と、
イケア(日本でもおなじみの北欧初グローバル展開の家具店)をさんざん往復し、
結局完成までいたらずに日本に戻り、
日本でもひたすら翻訳と掃除と
家中のものの「いる」「いらない」の仕訳をしております。

パリ→郊外のアパートの引越しは、
公共バスでしました。

パリで借りていたアパートは、2018年にはじめて滞在許可証を取得した時から
借りていたアパートで、「家具付き=英語でfurnished ファニッシュド
フランス語でmeublé ムブレと言います)

日本だと「退去時にトラブル多そう」と不動産屋さんが尻込みする契約形態ですが、
キッチンはもちろん、ベッド、冷蔵庫、洗濯機、
インターネット、皿類やタオルなども装備された、
スーツケースで入居すればすぐに生活が始められるアパートメントです。

そのため、大きな家具は自分で買ってませんでしたから、
スーツケースやカートで運べるかな、と思い、引越し屋はもちろん、
車も友人の手も借りず、ドアツードア30分の引越しをバスで敢行しました。

10往復は、やってる途中はなかなか大変でしたが^^;

引っ越すときは、荷物用のカートに、イケアで売ってる500円のジップ付きの
トロリー専用のバッグをくくりつけて運びました。
写真はこちら
https://www.instagram.com/p/Cdf9DPqti7H/

トロリー用バッグ(値段が下がった気がする)
https://www.ikea.com/jp/ja/p/frakta-trunk-for-trolley-blue-90161989/

このバッグをくくりつけるトロリーも売ってるのですが、
https://www.ikea.com/jp/ja/p/frakta-trolley-blue-10165547/

車輪がふつうの2輪のため、階段を持ち上げるのが大変なので、
6輪のカートを購入しました。
こういうの
https://amzn.to/3LXmg8y
新居には、エレベーターなしの3階なので。

そして、こちらの写真で上の方に見えますが、
https://www.instagram.com/p/CdgJ5QpN878/
ダイソーで買った「荷物まとめベルト」
https://jp.daisonet.com/collections/travel0207/products/4979909865071
で、補強しています。
これで、バッグを、カート(トロリー)に対して4点どめすることになり、
さらに、スーツケース用ベルトを巻きつけて
バッグがぐらぐら動かないようにしています。

こうした「荷物まとめバンド」を、ふだんはスーツケースのポケットに入れていて
電車に乗ったときにさっと取り出せるようにしています。
4輪のスーツケースは、電車内で手を離すと電車の揺れに合わせて
動いてしまうので、
社内の手すりに、このバンドを使ってとめます。
そうすると、スーツケースが車内で動いたり、倒れるのを防ぐことができます。
(下記写真の2枚目、3枚目の写真)

これをころころ引っ張って、
1日に最大4往復、計3日かかって荷物を運び、
そして、そのあと、元のアパートも新居のアパートも掃除をします。
日本では、居住者が退去したタイミングでクロスを張り替えることが多いですし、
ハウスクリーニングも入れる(その代金を退去者が払う)ので、
退去者の掃除はそんなに力を入れないことが多いですが、
当地では、次の人が入居できるレベルまで自分で掃除するか、
ハウスキーパーを雇います。
退去時の現況確認は、立ち会ってくれる不動産会社もあるようですが、
わたしは家主さんと対面ガチだったので、
とにかく頑張って隅々まで磨き上げました。
(そういえば、3週間たったけどまだ敷金返還の連絡がないよ…)

そして新居の方なんですが、
一応掃除はしてくれてあったのですが、こちらはこちらで
どうもイマイチな感じでした。
キッチンシンクの下の奥とか、
バスルームの収納部分に水道管がとおっているため
手が届かない場所があるとか、
ほこりがちゃんと取りきれてないのです。
こういうのは気分がよくありません。

が、一方で、退去にあたって掃除してみると、
自分の汚れも、つけていないようで、やっぱりつけているんですよね…。

そうでなくても、家って、たいして動いてもいないのに、
どうしてこんなにほこりがたまるのか??
わたしは東京でもパリでも掃除機はコードレスの
スティック式掃除機ですが(しかも1つは45ユーロで買ったノーブランド)
小さな部屋に2日に1回ぐらい、ざっと部屋中を1回かけただけで、
で掃除機をかけるのに、
どうしてこんなにほこりがとれるの?っていうぐらい、
ゴミ受けカップにわたぼこりがたまります。
ほんとにどうして?? 不思議。

これからも毎日、誇りはもって、埃はとって生きていこう!(ほんとに)

頑張って掃除して、役立ったものを3つ紹介します。

1)マイクロファイバーの手袋
こういうの(アフィリあり)
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引っ越しをしてみるとわかるのですが、家の中にある家具、雑貨、書籍、
どんなものでもきれいに見えてもうっすら埃がついていると思っていい。
手袋をして、それらを撫でながら箱に詰めるなり、箱から出すなりしていきます。
感動的だったのが、冷蔵庫の扉のパッキン。
このすきまに挟まった汚れが、
手袋をした指で撫でるだけできれいに取れてくれました。

2)シリコン製の料理用のハケ
こういうの(アフィリあり)
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お肉にタレや油をぬったり、お菓子を焼くときに艶出しの卵を塗ったりするハケ。
シリコン製のが洗いやすくて最近は人気ですね。
あのハケが、毛足が長く、しなやかで、しかもそのあと洗いやすいので、
掃除にも使うと、まるで歯の間の歯垢をかき出す歯ブラシのCMのごとく、
いろんな細かいところの汚れがとれました。
たとえば、壁の巾木の上(掃除機だと、アタッチメントを替えないと吸い込まない)とか、
トイレのパイプの後ろとか、パイプと便器の継ぎ目とか、
その他あちこちの「継ぎ目」「角」のすべて。
今見たら、シリコン製の掃除用具、いろいろ出てるみたいですが、
「毛足の長さ」の点で、使い勝手がよかったです。

3)重曹
 もはや掃除用具の古典なので詳しく書きませんが、
埃をとる目的ではないですが、「油」と「におい」には断然強い。
vol.015 で、冷蔵庫と食洗機の中古品を買った話を書きましたが、
https://rawbeauty.seesaa.net/article/486816161.html
この2つ、問題なく動いてくれたのはよかったんですけど、
冷蔵庫は高い場所に展示されていて、中を開けて確認できなかったので、
届いて通電したら、めちゃめちゃ魚くさかったのです…。
それが、カップに重曹を四分の一ぐらい入れたものを
冷蔵庫の中に入れておいたら、一晩できれいさっぱり、なんのにおいもなし!
これは感激しました。



今回のお話は、ここでおしまいです。
ご愛読いただきまして、まことにありがとうございました。
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(2022/12/16更新)

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