こちらの記事は
2023年1月4日配信分の転載と写真補足です。
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本年もどうぞよろしくお願いいたします。
年末年始は、美術鑑賞したり遠足に行ったり外食したり
楽しく過ごせました。
同時に、いろんなことも考えました。
その中から、ちょっとおすそ分けします。
こちらにインスタ上げました。
https://www.instagram.com/p/Cm-PcSwt3o1/
ロザ・ボヌールは、
19世紀に活躍したフランスの女性の画家です。
動物画のスペシャリストとして、数々の、1度見たら忘れられない
作品を残しています。
さらに作品を見たい場合はこちら。
https://www.wikiart.org/fr/rosa-bonheur/all-works#!#filterName:all-paintings-chronologically,resultType:masonry
・19世紀に、女性職業画家だった(稀有の一言)
・しかも生前から高い評価を得て、経済的にも成功した
(ナポレオン三世の皇后・ウージェニーがアトリエを訪問して絵を注文したり、
女性として初めてレジオン・ドヌール勲章を受けたりしています。
作品はアメリカのメトロポリタン美術館やフランスのオルセー美術館に所蔵
上のインスタでアップした4枚目のライオンの頭像の所有者は
イギリス国王チャールズ3世です)
・購入したお城にさらに動物を飼って、絵を描いた
・動物の様子を観察するために、男装して市場や森に出かけた
(当時は女性がズボンを履くためには警察の許可をもらう必要がありました。
これが非常に難関で、フランス国内で許可された女性が9人とか12に言う説がありますが、
彼女は「作品制作のため」と認められ、許可が出たそうです)
・女性のパートナーと長年にわたって暮らした
など、生きたいように生きて、しかも世界から評価された、という
実力と運、両方を兼ね備えた人でした。
さて、ボヌールの作品の中でも、こちらの絵を見てみてください。
この絵に、あなたなら、どんなタイトルをつけますか?
https://www.instagram.com/p/Cm-Q3-ONFXW/
この絵のタイトルについては、2つのタイトルが流通しているようです。
一つは、
「子牛たち」。これはそのとおりです。
もう一つが、本日のタイトル
「子牛の離乳」というものです。
ここがタイトル付けの面白いところだなあ、と思うのですが、
ただ「子牛たち」だけだったら、
母牛と仔牛の間にある柵が何を意味するか、とか、
母牛と仔牛の交わす目線に気がつけただろうか。
(気づけた人はエライけど、気づけなくても当然だとも思います)
「子牛の離乳」というタイトルに助けてもらって、
「あ、これは、授乳されてた子牛と母牛を引き離すために
農家の人が、柵を作ったのかな」とか、
「母牛もだけど、とくに子牛がせつなそうだな」とか
観察する面白さが出てきます。
同時に、それらの母牛と子牛の一瞬の表情をとらえて絵にしようとした
画家の才能のなんとすごいこと、と、敬服もひとしおです。
オルセー美術館での展覧会では、
タイトルを「子牛の離乳」としてくれていたので、
こうした鑑賞ができたのですが、
ただ「子牛たち」だったら、わたし、見逃したと思います。
他にもすごい絵だらけだったし、
それらの絵は、「ライオンの頭像」のように
タイトルの助けがいらない作品も多かったので。
そして、「離乳」なんて単語、知らなかったけど、
わからなかったときに「なんだこれ?」と思って
調べてよかった、と思いました。
フランス語でsevrage 、英語でweaning ですが、
動詞wean(離乳させる) はweblio 英単語でレベル11、英検1級以上の単語なので
なかなかお目にかからないですね。
こんなふうに、たった一つの単語の背後に
かくも奥深い世界が広がっている、と
再認識させられた瞬間でした。
知らないことはまだまだたくさんあり、
だから、もっともっといろいろなことを
勉強していきたいなと思いました。
本年も、皆様それぞれベストを尽くして、
よい年にいたしましょう!
今回のお話は、ここでおしまいです。
ご愛読いただきまして、まことにありがとうございました。
次回も楽しみにしていただけるように、
いい記事を書きたいと思います。
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2023年01月05日
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