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フランスにやってきましたが、
どうも日ごろの行いが悪かったのか、
ついに1ユーロ150円を超えた円安ユーロ高に締め付けられております。
物価高だってハンパじゃないのに…。
空港からら自宅の最寄りの駅までの電車賃も、12ユーロから14ユーロに上がっていたので、
2ユーロで乗れるローカルバスに乗ってとろとろ帰って来ました。
3倍ぐらい時間がかかりましたが、
途中ですばらしい菜の花畑を堪能できたので、よかったです。
https://www.instagram.com/p/CrcrDPrtDI9/
さて、そのあと、
最寄りの駅についたら自宅に辿り着く前に駅の脇にくっついてるカフェに入りました。
バスで帰ったら時間がかかってしまったので、
家に辿り着く前に、予約していたオンラインフランス語レッスンの
時間になってしまったのです。
フランスでは、「しぼりたてオレンジジュース」が手軽に買えるので
(店にマシーンが置いてあって、自分でしぼるようになっています)
そのジュースと、クロワッサンを1つ買いました。
クロワッサンは、1つ1〜1.5ユーロぐらいで売っています。
が、家庭で食べるのを、あまり見たことがありません。
「フランス人は朝食にクロワッサンを食べる」というのは、
「日本ではゲイシャが街を歩いてる」のに近い
現実と乖離したイメージのように感じます。
実は、わたしも、「クロワッサン」を買ったのは、そのときが初めてでした。
とはいうものの、朝からあいてるパン屋(6時半ぐらいからあいてる)や、
たいていの駅にはイートインできるパン屋があり、
「クロワッサン」「パン・オ・ショコラ(チョコ入りクロワッサン)」
「ショソン・オ・ポム(アップルパイ)」
「パン・オ・レザン(レーズン入クロワッサン」
を売っています。
あれだけ売ってるってことは、誰かが買ってるってことなんですけど。
クロワッサンは、「家庭の朝食」というより
「ファストフード」のように見えます。
通勤途中に、お腹がすいてるから、駅のコンビニ的なカフェで買って
食べるか、会社についてから食べるか、みたいな感じです。
1個1.5ユーロって、
毎日食べたら結構な出費ですし、
油と砂糖たっぷりのパン類は、「毎日食べたら健康に悪影響」という
認識はあるようです。
さて、日本でも、最近、
「コンビニで焼いてるパン」というのが増えてきました。
焼く前のパンはどこかでこねていて、
整形したものをお店に持ってきて、
お店のオーブンで焼いている、という仕組みです。
このタイプのパンを売るスパレット(=コンビニ)、駅カフェが、
フランスでも増えています(1ユーロコーヒーも)。
このたび、クロワッサンを買ってみた理由は、
「本場の国の、しかしコンビニのクロワッサンは、どんな味がするのか?」
興味があったからです。
感想は…まあ、普通でした(何がおいしいクロワッサンなのか、
よくわかっていない)。
「ピュア・バター・クロワッサン」って書いてあったけど、
フランスではバターよりマーガリンのほうが高いこともしばしばだから、
そこ、ことさら強調しなくてもいいような気がするけど。
さて、数年前、まだコロナ禍が起こる前、
だけど、日本に外国人観光客が増え始めた頃のこと。
土曜日の朝、わたしは、
赤坂見附のビックカメラの中にある「サンマルクカフェ」で
カフェ仕事してました。
「サンマルクカフェ」といえば、「チョコクロ」ですね。
そこに、フランス語をしゃべる若いカップルが朝食を食べに入ってきました。
わたしはアクセントまで聞き取れないので、
フランス人かそれ以外の国の人(カナダとかベルギーとか)かはわかりませんが、
彼らは朝食にチョコクロを頼んで、食べていました。
そして、わたしのフランス語能力でも聞き取れてしまったのですが、
彼らは、「チョコクロ」がいたく気に入ったようだったのです。
「なんだこれ、こんなうまいパン・オ・ショコラ初めて食べた、
ジャドール! ジャドール!」
「ジャドール」とは、クリスチャン・ディオールの香水の名前になっていますが、
「わたしはそれが熱烈に好き」
という意味です。
つまり、チョコクロに対して、そのフランス語圏のカップルは、最大限の
賛辞を送っていたのです。
チョコクロの主要原材料を見ると、
「バター」とは書いていなくて、「マーガリン」と書いてあります。
チョコクロの人気の秘密は「サクサク感」なのですが、
あのサクサク感は、マーガリンがなせる技なのです。
ちょっと、日本人が、フランスの寿司屋に行って
「こんなうまい寿司、初めて食べた」と言っているような
光景に出会ってしまい。今でも忘れられません。
フランスのお寿司、わたしは嫌いじゃないので、
「本場のほうがおいしい」という概念がそもそも間違ってるのかもしれませんが。
フランスのお寿司の話は、またいつか書きたいと思います。
今回のお話は、ここでおしまいです。
ご愛読いただきまして、まことにありがとうございました。
次回も楽しみにしていただけるように、
いい記事を書きたいと思います。
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2023年04月30日
2023年04月29日
書籍記事 「奇子」(あやこ) 手塚治虫 全3巻
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Quora で紹介されていることが複数回あり(それも、単純に「オススメ」とはいえないひどい話として)、興味を持って読んでみたのですが…。手塚治虫のすごさを存分に感じさせる作品で、今更ながらに驚嘆してしまいました。
奇子(あやこ)は、家族の秘密(殺人)を目撃してしまったために、5歳になる前から蔵の地下に閉じ込められてしまい、十数年後、社会性(とくに「性」に対する)を持たぬまま成長して、蔵を抜け出す、という、ショッキングな運命をたどります。ここだけで、いろいろ言いたいことがありますよね。こういう「座敷牢」って、昔はそんなに珍しいことじゃなかったんだろうな、とか。
しかし、タイトルロール・奇子の運命は、ショートケーキのイチゴの部分でしかなく、それが欠けたらたしかに味気ないけど、スポンジケーキと生クリームの重厚な土台が、この作品をしっかり支えています。濃厚な土台があってこそ、イチゴのアクセントが生きるのです。
戦後、生き残るために捕虜収容所で仲間を売ったあげく、GHQのスパイになることと引き換えに退所を認められて帰還した日本兵、その実家(東北地方の豪農)が戦後の農地解放によって土地を失い、衰退していく運命、そんな家の中で起こる内紛と権力争い、さらに、日本全体で起きているレッドパージ、未だに自殺か他殺かもわからずお蔵入りした下山事件(アメリカ占領下の昭和24年、国鉄総裁が疾走、雨の中轢死体で発見された)…など、1つだけで作品になりそうなプロットがいくつも絡み合います。後味の悪い話がどんどん進んでいくのに、え!という方法で全部ひっくり返してカタルシスに導くラストも見事です。
前回の「焼け跡の白鳥の湖」のときに「なんの本を読んでも今の歴史とつながっていると思うことが多い」と書きましたが、この本もその1つです。ひとことでいうと「精算できてない」。なんとなくうやむやにして1日伸ばしにしてきたこと(もしかしたらそう望んでたのかもしれない)が、今、しっかりと、ある意味「実を結んでいる」。といえなくもない。
…が。このラストが示唆するものはなんだろう??
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しかし、タイトルロール・奇子の運命は、ショートケーキのイチゴの部分でしかなく、それが欠けたらたしかに味気ないけど、スポンジケーキと生クリームの重厚な土台が、この作品をしっかり支えています。濃厚な土台があってこそ、イチゴのアクセントが生きるのです。
戦後、生き残るために捕虜収容所で仲間を売ったあげく、GHQのスパイになることと引き換えに退所を認められて帰還した日本兵、その実家(東北地方の豪農)が戦後の農地解放によって土地を失い、衰退していく運命、そんな家の中で起こる内紛と権力争い、さらに、日本全体で起きているレッドパージ、未だに自殺か他殺かもわからずお蔵入りした下山事件(アメリカ占領下の昭和24年、国鉄総裁が疾走、雨の中轢死体で発見された)…など、1つだけで作品になりそうなプロットがいくつも絡み合います。後味の悪い話がどんどん進んでいくのに、え!という方法で全部ひっくり返してカタルシスに導くラストも見事です。
前回の「焼け跡の白鳥の湖」のときに「なんの本を読んでも今の歴史とつながっていると思うことが多い」と書きましたが、この本もその1つです。ひとことでいうと「精算できてない」。なんとなくうやむやにして1日伸ばしにしてきたこと(もしかしたらそう望んでたのかもしれない)が、今、しっかりと、ある意味「実を結んでいる」。といえなくもない。
…が。このラストが示唆するものはなんだろう??
2023年04月22日
「マイレージとユーチューバー」 vol.086(通算437)
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このメルマガを始めたばかりの頃の9号で飛行機のマイレージポイントの話をしました。
https://rawbeauty.seesaa.net/article/485687811.html
そのときに、
『各航空会社は「マイレージ」「アライアンス」という
システムをどうして始めたのか。
(激化するのは1990年代です)。
同じ頃、航空業界自由化によって台頭し始めた独立系格安航空会社から
自社に客を囲い込むために、既存の大手航空会社はアライアンスを組み、
マイレージ・ポイントの共有を始めた、というのを知ったのは、
ずっと後のことです。」
と書きました。
どうしてあのころ、猫もしゃくしも「マイル、マイル」と
いい始めたんだろう、と、不思議に思っていましたが、
独立系航空会社からお客様を遠ざけ、
自分たちのアライアンスに囲い込む、という、大手航空会社の策略だった、というのです。
一つの航空会社がカバーできる範囲は決まっているから、
大手同士でアライアンス(=連盟)を組んで、
世界中にまたがるネットワークを作ったのです。
それが功を奏したのかどうか知りませんが、格安独立系会社は
その後次々窮地に追い込まれ、なくなってしまった会社もあります。
さて、そうやってお客がちまちまと貯めたマイレージですが、
せっかくためたのに全然使えない!
ということが最近、起きています。
もっとも顕著なのは、
以前の規定マイル数では、特典航空券に変えられなくなった、ということです。
ただでさえ、海外旅行に使えるようなマイル数は、相当数が必要だったのですが、
それに加えて、以前は固定だった特典航空券の必要マイル数が、
現在は、季節によって変動になったため、
みんなが乗りたいようなトップシーズンには、
オフシーズンの何倍ものマイルが必要になります。
かといって、オフシーズンがかつての固定マイルより必要数が
下がるわけでもないのです。
というわけで、「マイルで海外旅行ができます!」というコピーは
これほど「絵に描いたもち」という言葉がぴったりな状態も少ないというほど
実現性が低くなりました。
各航空会社の弁明は
「マイルの特典航空券で搭乗を希望されるお客様が増えたため」
ということらしいのですが、
みんながマイルを貯め続けたら、
いつかそういう日がくることなんて、
最初っからわかってたことじゃん?
まあこっちも
「このゴールポストはいつかはずされるな…」
と思っておくべきだったのかもしれませんけど。
そして、こういう、
「実は最初から絶対勝てないとわかってるゲーム」で
プレーヤーがもう続けられなくなる、というケースが
気になります。
たくさん見ているわけではないので顔と名前が一致しないのですが、
人気(だった)ユーチューバーの収益低下、などもそうじゃないかな、と思います。
今は機材が揃っているとはいえ、動画を作るのは大変なので、
投資したエネルギーを回収できないんじゃないかなあ。
それは、もしかしたら、もしかしたら、最初からわかっていたことなのかも…?
そう考えると、ユーチューブだけじゃなく、
このメルマガを含めて、インターネット上のコンテンツすべてがそうなんですよね。
なので、わたしは今はなるべく「無理しない」を心がけています。
たとえば、わたしが好きなライフスタイルは、
ネット映えもしなければ他の人が興味をもたないものも
多いような気もするのですが、
自分がそれが好きだっていうのを曲げるわけにもいかないし、
「わたしと同じ!」「共感した!」と思われる可能性が
まったくないわけでもありません。
それに、いつでも、「自分の好きなライフスタイルを追求するのに
ここまで熱心な人」というオーラは発していると思います(笑)
それに、「記録すること」そして「それをシェアすること」には、
経済的収益は脇においても、やってる本人も、読んでる人たちも
成長させる普遍のパワーがあります。
それは、自分を「客観視する」という作業だからです。
なので、これからも、こんなペースで続けていこう、と、
最近とみに思っています(今週誕生日だったからかな? )
メルマガを購読してくださってありがとうございます。
(まぐまぐ時代から読んでくださる方は、やめないでくれて
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今回のお話は、ここでおしまいです。
ご愛読いただきまして、まことにありがとうございました。
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2023年04月15日
書籍記事 焼け跡の「白鳥の湖」ー島田廣が駆け抜けた戦後日本バレエ史 (文藝春秋企画出版)
『焼け跡の「白鳥の湖」ー島田廣が駆け抜けた戦後日本バレエ史 (文藝春秋企画出版)
小野 幸恵 (著)
https://amzn.to/3UDMkvy
1946年8月9日、帝国劇場にて、戦後初めて上演された『白鳥の湖』全幕。ロイヤル・ボックスや正面席は進駐軍関係者が占めていたものの、残りの席を3階まで埋め尽くしたのは、一般の日本人たちでした。上演は、予想を上回るロングランとなりました。
このとき、ジークフリード王子を踊ったのが後に日本バレエ協会会長となる島田廣さんでした。
タイトルでは島田さんが主役のようですが、バレエの作品がそうであるように、主役だけでなく、すべての登場人物たちがバレエの発展に寄与した歴史を、1867 年、日本の欧化政策によるバレエ教育者の招聘から、2012年の菅井円加さんのローザンヌコンクール1位ぐらいまでを追っています。よって、登場人物日本のバレエオールスター総出演です。
メルマガ記事で紹介しましたが、こちら、日本のクラシック・バレエの発展には、どのページにも抜き出して書きたくなるような数々々のエピソードがあります。
小野 幸恵 (著)
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1946年8月9日、帝国劇場にて、戦後初めて上演された『白鳥の湖』全幕。ロイヤル・ボックスや正面席は進駐軍関係者が占めていたものの、残りの席を3階まで埋め尽くしたのは、一般の日本人たちでした。上演は、予想を上回るロングランとなりました。
このとき、ジークフリード王子を踊ったのが後に日本バレエ協会会長となる島田廣さんでした。
タイトルでは島田さんが主役のようですが、バレエの作品がそうであるように、主役だけでなく、すべての登場人物たちがバレエの発展に寄与した歴史を、1867 年、日本の欧化政策によるバレエ教育者の招聘から、2012年の菅井円加さんのローザンヌコンクール1位ぐらいまでを追っています。よって、登場人物日本のバレエオールスター総出演です。
メルマガ記事で紹介しましたが、こちら、日本のクラシック・バレエの発展には、どのページにも抜き出して書きたくなるような数々々のエピソードがあります。
「焼け跡の『白鳥の湖』」 vol.085(通算436)
こちらの記事は
2023年4月15日配信分の転載です。
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今週は別のことを書こうかな? と思っていたのですが、
さっきまで読んでいた本
『焼け跡の「白鳥の湖」―島田廣が駆け抜けた戦後日本バレエ史』
https://amzn.to/3o70PvA
がとても興味深かったので、紹介しつつ、
思うことを書きたいと思います。
バレエという芸術を軸にして、日本の近現代史を興味深く
追える内容です。
島田さんは1919年、韓国京城(現ソウル)生まれ。
日韓併合下のソウルで陸上競技に熱中し、
1940年に開催予定だった東京オリンピックに出場することを
夢見ていましたが、戦争が迫り、五輪は中止になってしまいます。
しかし、彼がスポーツにひかれたのは、
「メダル」や「勝利」などが目的ではなく、
「民族、宗教、国境と関係のない世界で輝きたい」という思いからでした。
その気持を抱えたまま、
「日本で勉強したい」と親を説き伏せ、
わずかな荷物とともに日本へ。
舞台芸術に興味を持ち、流れるように、クラシック・バレエと出会っていきます。
当時のクラシック・バレエがどういう状況だったかというと、
1917年に起きたロシア革命を逃れて
日本に来たロシア人が少なからずいましたが、
地理的に逃げやすい日本に来たものの、
彼らはおもに欧米を最終目的地と考えており、
日本に永住しようと考えていた人は多くありませんでした。
(余談ですが、文化の違いもあるけど、ロシア貴族にとって
日本は暑すぎたらしいです。そうでしょうね笑)
しかしその中に、日本ではじめてバレエ教室を開いた
エリアナ・パブロワがいました。
有楽町のニッポン放送の隣にある蚕糸会館内に教室があったそうです。
明治の欧化政策のときに政府がイタリア人指導者を招聘して以来、
バレエ・ダンサーとして職業的に活躍する人が
皆無というわけではなかったのですが、
本場ロシアの教えを専業的に授ける人が現れて、
日本のクラシック・バレエおよびショービズ(日劇や宝塚など)全体が
急速に技術的に発展していきます。
偶然、バレエの舞台を見てその魅力に傾倒した島田さんは、
パヴロワに師事。大学生になっていましたが
まったくの素人だったので、児童科で小学生の女の子たちと
一緒に練習したそうです。
このときの小学生の中に、「とんねるずの生ダラ」で
木梨憲武さんの指導をした大滝愛子先生なんかも混じっていたそうです…。
と、1ページ1ページがエピソードだらけで面白いのですが、
「日本人のバレエ好き」
というのは、
「日本人の相撲好き」
に匹敵するのではないか、と思わされるものがあります
(厳しいものが好きなのかな?)
1923 年、ロシア、マリンスキー劇場出身ののアンナ・パヴロワが
自分の劇団を率いて日本で公演したとき、
日本での入場料は15円〜2円だったそうです。
当時の小学校教師の初任給が40〜50円だったとか。
この公演の安い席のチケットのために、人々は5時間も並び、
公演を見た芥川龍之介は「ぼくは兎に角美しいものを見た」と絶賛し、
七代目松本幸四郎はこの公演に魅了されて、
歌舞伎役者を集めて
自ら白タイツ姿で、バレエの手ほどきをうけたのだとか。
バレエの魅力って、
「人間じゃないもの(多くは妖精)」に見えるような軽やかさなんですけど
その軽やかさを手に入れるために気の遠くなるような筋肉の鍛錬を
やりたくなってしまう。
そして、見る人はその「妖精になる技術」の披露を期待して見に行く。
戦前〜戦後すぐのバレエダンサーたちは、
バレエを普及させるために労力を惜しまず、
貧しい者は貧しいなりに(芋のくきを食料にして)
富める者は富める者なりに(鉱山の稼ぎを子女の教育につぎ込んだ)
尽力したそうです。
この本、今、アマゾンで中古の値段を見たらかなり値段が上がっているのですが
(わたしが買ったときは1450円だったのですが。。。)
でも図書館とかで借り出し可能かもしれないので、
ご縁があったら、見てみてください。
なんか最近、なんの本を読んでも、
「今の歴史につながっているんだな」と
思わせられることが多いです。
今回のお話は、ここでおしまいです。
ご愛読いただきまして、まことにありがとうございました。
次回も楽しみにしていただけるように、
いい記事を書きたいと思います。
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書籍
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今週は別のことを書こうかな? と思っていたのですが、
さっきまで読んでいた本
『焼け跡の「白鳥の湖」―島田廣が駆け抜けた戦後日本バレエ史』
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がとても興味深かったので、紹介しつつ、
思うことを書きたいと思います。
バレエという芸術を軸にして、日本の近現代史を興味深く
追える内容です。
島田さんは1919年、韓国京城(現ソウル)生まれ。
日韓併合下のソウルで陸上競技に熱中し、
1940年に開催予定だった東京オリンピックに出場することを
夢見ていましたが、戦争が迫り、五輪は中止になってしまいます。
しかし、彼がスポーツにひかれたのは、
「メダル」や「勝利」などが目的ではなく、
「民族、宗教、国境と関係のない世界で輝きたい」という思いからでした。
その気持を抱えたまま、
「日本で勉強したい」と親を説き伏せ、
わずかな荷物とともに日本へ。
舞台芸術に興味を持ち、流れるように、クラシック・バレエと出会っていきます。
当時のクラシック・バレエがどういう状況だったかというと、
1917年に起きたロシア革命を逃れて
日本に来たロシア人が少なからずいましたが、
地理的に逃げやすい日本に来たものの、
彼らはおもに欧米を最終目的地と考えており、
日本に永住しようと考えていた人は多くありませんでした。
(余談ですが、文化の違いもあるけど、ロシア貴族にとって
日本は暑すぎたらしいです。そうでしょうね笑)
しかしその中に、日本ではじめてバレエ教室を開いた
エリアナ・パブロワがいました。
有楽町のニッポン放送の隣にある蚕糸会館内に教室があったそうです。
明治の欧化政策のときに政府がイタリア人指導者を招聘して以来、
バレエ・ダンサーとして職業的に活躍する人が
皆無というわけではなかったのですが、
本場ロシアの教えを専業的に授ける人が現れて、
日本のクラシック・バレエおよびショービズ(日劇や宝塚など)全体が
急速に技術的に発展していきます。
偶然、バレエの舞台を見てその魅力に傾倒した島田さんは、
パヴロワに師事。大学生になっていましたが
まったくの素人だったので、児童科で小学生の女の子たちと
一緒に練習したそうです。
このときの小学生の中に、「とんねるずの生ダラ」で
木梨憲武さんの指導をした大滝愛子先生なんかも混じっていたそうです…。
と、1ページ1ページがエピソードだらけで面白いのですが、
「日本人のバレエ好き」
というのは、
「日本人の相撲好き」
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2023年04月08日
「 服を処分できないのはわたしたちの恐怖心のせいなの?」 vol.084(通算435)
こちらの記事は
2023年4月8日配信分の転載です。
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交通ストで電車が動かなかったり(年末から週に1度はずっとストやってる)
ゴミ収集の人たちがストをしたのでパリの街中ゴミだらけだったり、
労働者のパワー爆発、と同時に
世界一のお金持ちを輩出したり(LVMH (ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー
グループの会長、ベルナール・アルノー)
資本家のパワーでも金メダルをとった現在のフランス。
電気自動車でもなく、
コンピューター関連でもなく、
医療関連でもなく
ファッションで世界1位とれるんだ〜、ってことが
新鮮だったです。
そして、ほんとに世の中には服があふれています…。
『フランス人は10着しか服を持たない』という本が以前ヒットしましたが、
ほんとうにそうだったら、パリにあれほどたくさんのブティックはないだろう…
それ以外にマルシェでも古着屋でも服を売っている…。
(ちなみに、レディースだけじゃなくメンズのブティックの数もすごい)
日本も洋服屋さんあるけど、「おしゃれな服」を買うことに関しては、
フランスのほうが量も質も勢いがあると感じます。
日本だってじゅうぶん売っていますが。
最近は、消費者の購買力低下と、購買力あっても買い控え、
「断捨離」「ミニマリスト」という言葉の普及もあって、
「手持ちの服を減らそう」というムーブメントは浸透、定着してきたかもしれません。
それでも、
「あ〜この服処分しようかな、でもできないな〜」
と思ったことがあるのでは。
「スペース・クリアリング」でコンマリさんより先に有名になった
カレン・キングストンさんの
『ガラクタ捨てれば自分が見える』
https://amzn.to/3GrUP7g
によると、
「あなたがものを捨てられないのは、
『将来、〜〜になったらどうしよう』という
恐怖の現れ」
で、その恐怖があるからこそ、さらに
「〜〜になったら」という恐怖の中身に引き寄せられていく、
とあります。
でも、わたしは、洋服に関しては、この説に懐疑的です。
どうしてかというと、
ほんとうに気に入った洋服、というのは、
ほんとうに手に入れることが難しいからです。
そして、一度手放したら、再び入手できるかどうか、
わからないものなのです。
まず、既製服では、おおざっぱに、S,M,L,XLなどと分けていますが、
人間の身体って、本当にひとりひとり特徴が違うので、
既製服ではぴったり合わせるのが難しい。
どこかがゆるかったり、きつかったり、動かしにくかったり、
我慢しながら着ています。
それに加えて、肌の色も、ひとりひとり違うので、
肌映りのいい服、というのも既製服では限られてきます。
さらに、個人的なデザインの好み、着るシチュエーション、
暑さ寒さをちゃんとしのげるか、手入れがしやすいか、
など、ちょっとリストアップしても片手の指を超えてしまうような
フィルターをかけて、わたしたちは服を選んでいるのです。
自分の好みにぴったりの服をオーダー、もしくは
自分で作ればいい?
これ、とってもいい考えですけど、
服を作るって、かなりたくさんの工程が必要です。
あと、作る場所も必要なんですね。
その場を捻出する費用のほうが、服を買うより高くなっちゃうかも…
一方、売る側も、実はとても大変です。
今のファッションは、昔の、おしゃれのルールが決まっていた時代と違うので、
「似合うから着る」「好きだから着る」という気まぐれな消費目的のために
先に原価をかけて服を売る、というのは、実はかなりギャンブルです。
だから、数量限定にしたり、ユニクロみたいにデザイン限定で大量生産して
売り切る、みたいな方法になっていきます。
そういえば、フランスで、カマイユっていう、
ファストファッションの店が、最近倒産しました。
だから、本当に気に入った服が手に入ると、
消耗して着られなくなっちゃうのがいやで、
スペアを買っちゃったりして(ない?)
とはいっても、自分の生活にもう必要ないな、と
思った服は処分しますが、
だいたい処分し終わったので、これ以上は減らさないようにしようと思っています。
また、お洋服は既製品を買うだけでなく、
オーダーしていますし、自分でも編んだり縫ったりします。
収納場所は、東京でもパリでもイケアのワードローブ「パックス」シリーズ
幅100センチに収まっています。
春夏秋冬、冠婚葬祭、これですべて収まれば、
少な過ぎもせず、多すぎもせず、ちょうどよい蔵服(?)じゃないでしょうか。
叶姉妹のウォークインクローゼットは150平米だそうなので、
人それぞれでしょうけど(よく中身を全部覚えられるなあ)
先週、その「パックス」シリーズに、
引き出しをとりつけました。
https://www.instagram.com/p/CqwW1bmS4Bf/
引き出し収納は、観音扉収納に比べると、
予算がはるのですが(ストッパー式レールはとくに)、
みやすさは段違いで、「奥の方に突っ込んで死蔵」ということが
なくなります。
最近は季節の変化がめまぐるしく、
預け型倉庫みたいのに預けてしまうと、
取り出す回数が増えて割高になってしまうので、
がんばって、小さなマンションの大きなワードローブに
しっかり収めています。
今回のお話は、ここでおしまいです。
ご愛読いただきまして、まことにありがとうございました。
次回も楽しみにしていただけるように、
いい記事を書きたいと思います。
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書籍記事『家庭科3だった私が365日、手作り服で暮らしています。』 (美人開花シリーズ)
『家庭科3だった私が365日、手作り服で暮らしています。』 (美人開花シリーズ)
津田 蘭子 (著)
https://amzn.to/43fflBw
これぞ、わたしの憧れの生活! わたし、一時、服はすべて手作りしていて、今は100%じゃないけど、少しずつ再開しています(靴下とセーターは自分で編んでいます)。
この本の新しいところは、素人には敷居が高いと思われていた「型紙つくり」と「裏付き」の服を作ることを推めていることです。
「型紙作り=パターンメイキング」というのは、「デザイナー」とは別にそういう職業が存在する職人的仕事で、技術を突き詰めていったらきりがないのですが、単純なパターンでも、「丈」「幅」を自分に合わせただけで、着ていてストレスの少ない服が作れることも確か。「裏付き」の服も、表と裏を合わせてどんでんがえしする、のが基本なので、縫い代の始末をしなくていいし、保温性や服の耐久性を上げることができるので、やる価値はあるのです。
ただ、BWHの差が大きい人は、どんな作り方(文化式、とか、購入されているパターンを買うとか)でパターンメイキングしても、技術の要求が高くなってくるので、どの方法でやれば解決、というわけにはいきません。
ただ「こういうふうに考えればラクになるよ」というヒントはたくさんありますので、既製服を買ってはやっぱりどこか気に入らない…を繰り返している人は、参考になる点があるのではないでしょうか。
津田 蘭子 (著)
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これぞ、わたしの憧れの生活! わたし、一時、服はすべて手作りしていて、今は100%じゃないけど、少しずつ再開しています(靴下とセーターは自分で編んでいます)。
この本の新しいところは、素人には敷居が高いと思われていた「型紙つくり」と「裏付き」の服を作ることを推めていることです。
「型紙作り=パターンメイキング」というのは、「デザイナー」とは別にそういう職業が存在する職人的仕事で、技術を突き詰めていったらきりがないのですが、単純なパターンでも、「丈」「幅」を自分に合わせただけで、着ていてストレスの少ない服が作れることも確か。「裏付き」の服も、表と裏を合わせてどんでんがえしする、のが基本なので、縫い代の始末をしなくていいし、保温性や服の耐久性を上げることができるので、やる価値はあるのです。
ただ、BWHの差が大きい人は、どんな作り方(文化式、とか、購入されているパターンを買うとか)でパターンメイキングしても、技術の要求が高くなってくるので、どの方法でやれば解決、というわけにはいきません。
ただ「こういうふうに考えればラクになるよ」というヒントはたくさんありますので、既製服を買ってはやっぱりどこか気に入らない…を繰り返している人は、参考になる点があるのではないでしょうか。
2023年04月01日
「 フルーツ・パフェ、いちご・パフェ」 vol.083(通算434)
こちらの記事は
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昨日、インスタグラムとツイッターにおいしいそうな
大粒いちごパフェ(fru-full、赤坂と梅ヶ丘にあります)の
写真をアップして
https://www.instagram.com/p/CqdC469yVX0/
「今日はいちごパフェが意外とヘルシーという記事を書きます」
と予告しました。
じつはわたくし、
2018年秋から2019年の暮れぐらいまで、
めちゃくちゃフルーツ・パフェを食べていました。
30回ぐらい食べたかもしれません。
その頃、父が大宮駅からバスに乗って25分ぐらいの老人ホームに入居し、
週に2,3回面会通っていたので、
かなりへとへとで、おまけに「食べたい」と思うものが見つけられませんでした。
それで、ぺこぺこのお腹と、
精神の消耗感を満たす食べもの、といったら「フルーツ・パフェ」でした。
大宮から上野〜東京ラインで東京駅まで来て、
当時は丸の内の日本郵便の本社ビルと新丸ビルの地下に千疋屋が2つあったので、
どちらかで食べて、1日の食事がおしまい、とか、
無茶なことしていました。
あまり栄養バランスは良くなかったかもしれないのですが
そのときも食後血糖値は自分で計測していたので、
はっきり、「フルーツ・パフェは血糖値を上げない」と目測していました。
せいぜい、140とか、とにかく全然低い。
食後血糖値の優等生、といってもいいほど。
フルーツいっぱい、クリームいっぱい、砂糖も入っているはずなのに不思議ですか、
考えてみると、イメージほどにアンヘルシーではないかもしれないのです。
理由
1)使っているくだものが酸っぱい
甘いホイップ・クリームやアイスクリームと合わせるためには、
お店の中でもやや酸っぱめのくだもののほうが味の相性がよい
2)果糖、砂糖だけより、脂肪を一緒にとったほうが、血糖値スパイクは起こりづらい
脂肪が糖を包むから
3)アイスクリームがそんなにたくさん入っていない
たくさん入っているように見えるのですが、あの、円錐形のカップ、
実はそんなにたくさんアイスは入らないのです。
4)ホイップ・クリームって、実は半分空気
ホイップ・クリームには通常、38〜45%の乳脂肪が含まれています。
しかし、ホイップすると空気を含むので、容積は倍になります。
ということは、容積あたりの乳脂肪率は半分。
5)炭水化物を使っていない
これはわたしの体感ですが、アイスクリーム1スクープ程度の砂糖より、
半人前のパスタ、おにぎり1個のほうがずっと(190ぐらいまで)上がってしまいます。
というわけで、実は、フルーツ・パフェって、安心して食べられる食べものだったのです。
フルーツ・パフェって、日本で発達した食べもので、
欧米にはありません。
(「ピーチ・メルバ」と「バナナ・スプリット」はあります)
ただ、パリにも、日本風の「イチゴショートケーキ」を売る店が増えてきているので、
そのうちパリでも食べられるようになるかもしれません。
そんなわけで、海外にいるときは食べられない食べものなので、
日本にいるときは、ときどき食べます。
そして、今回も「大粒いちごパフェ」を食べてみたのですが、
これが、信じられないぐらい、血糖値が上がらないのです。
だって、パスタ半分やおにぎり1個で血糖値が190まであがっちゃうわたしが、
120ですよ、120。
これは、野菜と肉、野菜と魚などを食べて、
でんぷんや糖をまったくとらなかった食後に匹敵するぐらいの低さで、
もうびっくりです。
ベリー類は、糖分が少なく、
血糖値が気になる人にはおすすめのくだものと言われていますが、
本当だと実感しました。
栄養学ではありませんが、
こころのクリーニング・ツール「ホ・オポノポノ」では、
いちごを食べるだけで、心の中のネガティヴさが浄化されていると言われています。
(根拠はまったく説明でされないのですが、そうといったらそうなのです)。
「フルフル」は、
正確には「ホットケーキ・パーラー・フルフル」といって、
神田にあった万惣フルーツパーラーの流れを組むお店だそうで、
この大粒いちごパフェも2500円といいお値段なのですが、
それでもお店はお客さんでいつもいっぱいです。
土日は列が長くて近寄れないです。
並ぶときは、気合を入れて並んでください。
https://www.frufull.jp/
それにしても、日本はやっぱりくだものが高いです…。
今回のお話は、ここでおしまいです。
ご愛読いただきまして、まことにありがとうございました。
次回も楽しみにしていただけるように、
いい記事を書きたいと思います。
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昨日、インスタグラムとツイッターにおいしいそうな
大粒いちごパフェ(fru-full、赤坂と梅ヶ丘にあります)の
写真をアップして
https://www.instagram.com/p/CqdC469yVX0/
「今日はいちごパフェが意外とヘルシーという記事を書きます」
と予告しました。
じつはわたくし、
2018年秋から2019年の暮れぐらいまで、
めちゃくちゃフルーツ・パフェを食べていました。
30回ぐらい食べたかもしれません。
その頃、父が大宮駅からバスに乗って25分ぐらいの老人ホームに入居し、
週に2,3回面会通っていたので、
かなりへとへとで、おまけに「食べたい」と思うものが見つけられませんでした。
それで、ぺこぺこのお腹と、
精神の消耗感を満たす食べもの、といったら「フルーツ・パフェ」でした。
大宮から上野〜東京ラインで東京駅まで来て、
当時は丸の内の日本郵便の本社ビルと新丸ビルの地下に千疋屋が2つあったので、
どちらかで食べて、1日の食事がおしまい、とか、
無茶なことしていました。
あまり栄養バランスは良くなかったかもしれないのですが
そのときも食後血糖値は自分で計測していたので、
はっきり、「フルーツ・パフェは血糖値を上げない」と目測していました。
せいぜい、140とか、とにかく全然低い。
食後血糖値の優等生、といってもいいほど。
フルーツいっぱい、クリームいっぱい、砂糖も入っているはずなのに不思議ですか、
考えてみると、イメージほどにアンヘルシーではないかもしれないのです。
理由
1)使っているくだものが酸っぱい
甘いホイップ・クリームやアイスクリームと合わせるためには、
お店の中でもやや酸っぱめのくだもののほうが味の相性がよい
2)果糖、砂糖だけより、脂肪を一緒にとったほうが、血糖値スパイクは起こりづらい
脂肪が糖を包むから
3)アイスクリームがそんなにたくさん入っていない
たくさん入っているように見えるのですが、あの、円錐形のカップ、
実はそんなにたくさんアイスは入らないのです。
4)ホイップ・クリームって、実は半分空気
ホイップ・クリームには通常、38〜45%の乳脂肪が含まれています。
しかし、ホイップすると空気を含むので、容積は倍になります。
ということは、容積あたりの乳脂肪率は半分。
5)炭水化物を使っていない
これはわたしの体感ですが、アイスクリーム1スクープ程度の砂糖より、
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というわけで、実は、フルーツ・パフェって、安心して食べられる食べものだったのです。
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今回のお話は、ここでおしまいです。
ご愛読いただきまして、まことにありがとうございました。
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(2022/12/16更新)