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2023年05月31日

「余裕」vol.091(通算442)

こちらの記事は
2023年5月27日配信分の転載です。
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2018年の冬のことです。

父が老人ホームに入居しました。
体調の面から考えてもう自宅での生活はムリ、というところから
さらにムリを重ねてずいぶんたっていたのですが、
本人は老人ホームでの生活(=専有スペースは小さく、ルールを守った共同生活)
というのをめちゃめちゃ嫌がっていたので、
暴れ牛に縄をつけて牛舎に連れて行くロデオ、と同じぐらい大変でした…

そのとき、わたしは52歳でした。


で、いつもどおり? 老人ホームでケンカしてたのですが、
父が突然「結婚」の話を持ち出したんですね。
正確なセリフを覚えてないんですけど、
「いつになったら結婚するんだ」みたいな、
前後の噛み合わない、
TPOの全然合わない話です。

あえて意図を推測するなら、
「わたしの痛いところをつきたい」
「話を混乱させてこちらの時間を奪いたい」
という2点。
すごく嫌な人っぽいですが、本当にそういう人でした。。。

で、「あまりそういう気はない」っていうことを答えたと思います。
それに対し、
「ひとりじゃ寂しいだろう」みたいなことを言われたのですが、
わたしが返した返事は、
「どういう意味で言ってるのかわからないけど、
誰かと生計をともにする気がない」
ということでした。

「結婚」って、いろいろな要素で成り立っています。
一緒にいて楽しいパートナーやチームであったり、
子育て、子孫繁栄のユニットでもあります。
また、上に書いたように、生計をともにして一人より経済危機に負けづらい
ユニットとして考えることもできます。

でも、「自分はなぜ結婚しない(できない? も含めて)んだろう」って
考えたとき、結婚の中の「生計を共にする」っていうのが
かなり「やりたくないこと」なんだっていうのを、
ここ10年ぐらい、わかっていました。
「生計を共にする、っていうのが結婚のマスト要素だったら、やりたくないな」と。

なので、「生計を共にする気がない」っていうことばが
スラスラと出てきたんです。

父は、そのときに、すごいびっくりしてました。
それこそ、鳩が豆鉄砲くらったような顔。
そして、
「なんだ、そこまではっきり考えたのか」と
言いました。

「はい、その上で、
『生計をともにしないけど楽しくすごすお友達』を作るかどうか、は、
プライベートなことなので、
はっきり言ってよけいなお世話です」

と、わたしは次の矢を放ちました(笑)
(ほぼ100%このセリフのまま言いました)

さらにダメ押し?
「お友達なので状況は変わりますので断定はしませんが、
 正直、あまり不自由していません」

と言ったときの、父の反応は
一生忘れられないでしょう。
わたしが、父と交わした会話の中の、
生涯のなかで印象的だったトップ3に入るかも。

父はなんと言ったのかというと、
「そんな感じだな」
と言いました。
そしてそれきり、わたしの男性関係の話は二度としませんでした。

その会話をした当時、
わたしに交際相手がいたかというと、手帳とか見て、おそらくいなかった模様です。
そして、もし本当にいなかったのだとしたら、この会話はさらに画期的です。
だって、交際相手がいないのに、
「不自由してない」って言ったら本当にそう見えたってことは、
わたしに相当の精神的余裕があったってことです(笑)
しかも、毎日、父の老人ホーム関連のやりとりでくたくただったのに。

ものすごく長い前置きになりましたが、
この「余裕」というのが、人生で到達すべき目標の一つだ、
って、そのときから思ってるんです。

誰かに向かって
「お相手いないの?」
「結婚しないの?」と
聞くことは、無神経で、他人との境界線にノックもせずに踏み込んでいて、
文句なしにやってはいけない行為だと思いますけど、
でも、そういうことを聞く人は、
ただ「相手がいなさそうな人」というより、
「相手のいないわたし、これでいいんだろうか?」と不安な人を嗅ぎ当てて、
聞くんじゃないかなと思います。
だって、そういう人のほうが質問にびびりやすいから。
そもそも境界線に踏み込むっていう失礼なことをするんだから、
質問に動じない人より、びびる人のほうが聞きがいがある(酷)。

で、その「余裕」をどうやって身に着けたらいいのかというと、
「パートナーを持つ」のは、依然として効果のある方法です。
今の世の中、「パートナーシップ」がもたらす余裕って、大きいと思うので、
「パートナーがいなくても余裕がもてる心の強さを身に着けましょう」
みたいな話では、全然ありません。

でも、それ以外に、たとえば、
「たいていのことは解決できるぐらいのお金がある」とか
「パートナーとの時間を調整するのが面倒くさいぐらい、楽しく打ち込んでいることがある」とか
「まじで孤独を感じないほどメンタルが強い」とか、
あと、年をとって、
「ロマンチックなパートナーシップに興味がなくなった
 異性同性含めていろいろな人間付き合いのほうが楽しい」
とか、
いろんな方法で、この「余裕」がもてたら、
いいんじゃないかな、と思います。

「余裕」ということは、言い換えれば、わたしが父に言ったように
「不自由」とか「欠乏」を感じない、感じさせない、
ということです。

上に書いたことと正反対の話になるのですが、
「余裕を感じさせる」
「欠乏を感じさせない」ために、
お金は、役に立つといえば立つが、マストアイテムではない。
健康や人間関係も、役に立つといえば、マストアイテムではない。
高い自己肯定は必須かもしれないが、それだけでやっていけるのはお釈迦様レベル。

なので、自分の持ちゴマと好きなもの、熱中したいもの
を組み合わせて、この「余裕づくり」に向かって進んでいくことを
「人生計画」って言うんじゃないかなと思っています。

わたしが、「健康」ということに長年、すごいこだわってるのも、
この「余裕」に対するリターンが大きいからじゃないか、と最近、よく思います。
健康で、体力があれば、危機に見舞われたときの対処能力は
当然、大きくなるからです。


今回のお話は、ここでおしまいです。
ご愛読いただきまして、まことにありがとうございました。
次回も楽しみにしていただけるように、
いい記事を書きたいと思います。


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