こういう言い方をしたら「言霊」信仰的にはアウトなのかもしれませんけど、私はあまり安全ではない家庭で育ちました。
私の家は自営業をしていて社員や取引先の人がよく出入りする家でしたが、その人たちから、
「あなたたちが子どものころ、なんてかわいそうな家に育ってるんだろうと思ってた」
とか、
「こんなに冷え冷えとして愛がない家は初めて見た」
とか、
「ふつうはお父さんが帰ってきたら子どもというのは喜ぶものなのに、今までリビングで遊んでいた子供たちがさーっと逃げ出してしまうのを見てショックを受けた」
とか、
ずっと後になってから(会社が解散するときに)いわれました。
母は46歳でガンで死にました。そこに「尊厳」というもののかけらを見ることもできません。入院してからも「看護婦さんによくしてもらうこと」ばかり考えているようでした。その当時の母の日記を見たら、「お見舞いをいただいた方へのお返しリスト(取引先ばっかり)」「看護婦さんたちへの差し入れリスト」あと「今日出たうんこの量」しか
書いてなくて愕然とした記憶があります。
最後のころ「生きるのが面倒くさくなった」といっていました。
きっと、自分がしたいことが何なのかもうわからなくなっていたのでしょう。
今だにその影を引きずっている部分はあり、家族の者のすんごいネガティブネスや依存に唖然とすることもあります。
でも、ローフードを食べて得られたのは、人間誰にしもネガティブな部分はあると思うのですが、他人のそれを「引き寄せない」という感覚です。
それは、自分の中のネガティビティが洗い流されるので、引き寄せる吸引因子がなくなってくるのです。
今までは、私が相手のネガティビティを必要としていたのです。
私が「そんなことはもう必要ない」と思えば、それらは二度と起こらなくなるのです。
そして、過去を消したり変えることはできないのですが、
新しい「未来」が自分の中に育ってくるのです。
自分の心の中にスプラウト・プレートがありましてね、そこからわーっと発芽してくるの。その芽が新しい世界観に向かってまるで太陽に向かうように伸びてゆくのです。
それは、家族とか親戚とか、長くつきあっている人と接しているととてもよくわかります。
同じ人でも違って見えるからです。
住んでいる家とかも、違って見えます。
前は引越しするのが好きだったけど、今は(この部屋をとても気に入って借りた、というのもありますけど)本当にこの部屋が大好きで、もっと手入れするのを楽しみにしています。
話は全然違いますが、ブログ村のことなんですが、「ローフード」や「菜食」をクリックすると訪問者は他の方のブログ(情報)にもアクセスすることができるので、あんまりランキング好きじゃないけど参加していました。このブログの訪問者の方に他の情報もたくさん取り入れて取捨選択していただくことが狙いでしたので、あまり「応援してね」みたいなことも書きませんでした。
ところが、一時「ローフードのブログ」なんていうあまりに地味なブログなのに、総合で600位ぐらいまで行ったので驚きました。ランキング表を見て「ローフードって何?」って思って訪問するようになってくださった方もいらっしゃいます。
せっかくだからどこまでいけるかやってみたいので(笑)、またローフードがいったいどこまで広まるのか? 自分でも興味があるので、よかったら、記事を読んだあと、クリックしてみてください。
ブログ村 ローフード
ブログ村 菜食・ベジタリアン
2009年01月05日
RBJブックストア 現在のオススメ本と文具ベスト6 |
(2022/12/16更新)
深いですね、ローフードから石ともさんの色々にリンクしていきますね。
とても興味深い記事でした。というのは、家族関係について、最近わたしはよく考えさせられるからです。
うちは四人兄弟(私が一番上)なのですが、今春には、進学などで弟たちが一人暮らしを始めます。
もしかしたらこれは遂に、私のみ残留になるかもしれません(汗)
実家暮らしって、物理的な自立ができない以外にも、
「親のネガティブな影響を受ける」
という意味からも、続けてくのはよくない?でしょうか。
色々あって危惧してます。
うちの親(両親同士も、母×祖母も)同士は、気も合わず、コミュニケーション凍結気味です。昔からですが。
母は愚痴ってくるし(((^^;)
だからといって今の給料は、一人暮らしするのには少ないです。汗
照れるのでレスなし、にしようと思ったけど(笑)
私が家族関係に強いクリニックに通ったとき、
先生は、
「経済的自立が自立と思っちゃだめ、それは孤立」
とよくいってました。
ローフードでネガを吸引しない力がついてくると
「どこでだって生きていける」になります!
ひじょう〜に興味深いです、その先生の話。
それにしても、
ネガにやられない自分ていいですね。
「素敵でいよう」と思ったら、それでいきたいですし!
自立ではなく「孤立」・・・、そうかもっと思いました。
私は両親との距離をうまく取れず、一緒に住んでいた
頃は、同じ日本人なのに共通言語がないなと思っていました。ものすごーく孤独でした。(今もか・・・)
あの孤立感を味わうなら二度と家族は作らないと心を閉ざし中です、恋愛に対しても。
家族と不仲ってなんか敗北感があって話題にするのブルーでしたが、石ともさんのブログを読んでそんなにブルーでもなくなりました。
ローで変わって自然の樹木みたいな清々しい人になりたいです。心も、開こう開こうとせずに今は硬いつぼみ
だと思っておきます。
自立ではなく「孤立」・・・、そうかもっと思いました。
私は両親との距離をうまく取れず、一緒に住んでいた
頃は、同じ日本人なのに共通言語がないなと思っていました。ものすごーく孤独でした。(今もか・・・)
あの孤独感を味わうなら二度と家族は作らないと心を閉ざし中です、恋愛に対しても。
家族と不仲ってなんか敗北感があって話題にするのブルーでしたが、石ともさんのブログを読んでそんなにブルーでもなくなりました。
ローで変わって自然の樹木みたいな清々しい人になりたいです。心も、開こう開こうとせずに今は硬いつぼみ
だと思っておきます。