無料ダウンロードe-book
高速ブレンダー、ジューサーを特価でご紹介
ローフード・フォー・ビジー・ピープル
最新のお知らせ(2025/01/13)updated!
最新の自己紹介記事(2025年版)をnote に書きました。 こちら

書店様各位 読者様より『ローフード・フォー・ビジー・ピープル』のお問い合わせがあった書店様、1冊から卸売いたします。送料は当方もち、振込手数料はご負担いただきますが、各銀行に口座があります。お問い合わせ用メールフォームはこちら


メルマガ『ロービューティジャパンの野菜くだもの通信の配信中です。広告のない独立版になりました。登録ページはこちら

有料記事「あなわたシリーズ」配信中です。


寺子屋メルマガ(配信終了)バックナンバーはこちらから読めます。
英語・寺子屋の新規生徒様募集は当面しませんが、「以前どんなことをしていたのか?」読みたい方はこちらからどうぞ。
寺子屋・受講生様の声
英語教室・受講生様の声

2009年01月09日

加熱食は「手書きの手紙」のようなもの

 ローフードはおいしいこともわかったし何より身体が求めているけれど、加熱食が食べたくなくなってしまう人生を考えると、なんだか味気ない……。
 そんなふうに感じている方がおられるのではないかと思います。

 その状況を、私は、20年以上前、ちょうどワープロが出てきて「ワープロか、手書きか」みたいに世の中が分かれたときと似ているなあと感じています。

 大学を出て私が出版社に入社した頃は、上司から、「新人はまだワープロで書かない方がいい。ものを書くとき大事な『気』が入らなくなってしまう」って、真顔で言われたんですよ。

 つまりその上司は、「気」をいれることと、「手」で書くことが深く結び付いており、それ以外の因果関係は考えられなかったんですね。

 そして、たしかにそのころ、ワープロで書いたものには「気」が入らない、という気持ちもわからないではなかったのです。
 それは、人々がワープロという歴史が浅いものを見たときに思い起こす「ストーリー」がなかったからです。

 でも、ワープロを使って人がコミュニケーションを始めると、あっというまにワープロも「気」が伝わる道具として認識されるようになりました。
 パソコンとインターネットも同じで、タイピングとちょっとした英語を覚えさえすれば、世界中の人と「心の交流」ができるとわかったとたん、人は「手書きの手紙」から「ネット」へと、あっというまに流れていきました。

 ローフードもそれと同じで、それを作って食べることで笑顔の体験、心の交流の体験、忘れられない食事になる体験が増えていけば、そしておいしくて身体にいいのということがわかれば、人はあっというまに流れを変えることは大いに考えられるのです。
 今のところ(文化としての)食事としての歴史が浅いローフードは「健康によい」という、情緒的ではない宣伝のみがされがちです。でもこれから、家族でローを食べたり、恋人と食べたり、ときには別れの席で切なく食べたりすれば、……つまり、ローフードが感情とともに人々の記憶にしみこんでいったとき、ローフードは、もう元の生活には戻れない、人々の生活の一部となると思うのです。

 手書きの手紙がなくならないように、加熱食もなくならないと思います。でも、今は手書きの手紙を書くのが「そうしなければいけない特別の理由」があるときにしか使われないように、加熱食も、特別な食事になっていくんじゃないかなーと思います。

 信じられない? でも、私の上司は、編集部全員が原稿をタイピングする時代が来るなんて、想像もしていなかったんですよ。「ワープロは根付くか」なんて新聞記事特集がまじめに組まれていたんですよ。たった20年前。
 それを思うと、私は、今、「信じられない」と思う感覚がどれだけあてにならないか、どこか頭の隅に入れて考える必要があると思うのです。

 ブログ村のランキングが、150位にまで入りました。ご協力くださった皆様の1ポチ1ポチに感謝申し上げます。
 「ロー・フーディストな世の中」というと、がちがちローなイメージになってしまうけど、みんなが「ローの法則」を「引き寄せの法則」と同じぐらい意識する、「ロー・コンシャスな世の中」になったらいいなと思います。大きくて静かなムーブメントを作っていきたいです。
 よろしくお願い申し上げます。
 ご協力に感謝いたします。

ブログ村 ローフード
ブログ村 菜食・ベジタリアン
ブログ村 総合
 
posted by 石塚とも at 21:31| Comment(2) | ちょっと哲学的なこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ともちゃんに忘れる前に伝えよう、と思って。今日、ジョナサンにいったら、白菜とホウレンソウのジュースがありました。もしかしたら、どこかでパッケージされて、殺菌されているのかな、と思って聞いたら、調理場で2つの野菜をミキサーかけているだけとのこと。シロップが入っているので、それを抜いてもらい、そのままのを飲みました。わたしにとっては「おいしい」ってことはなかったですが、これからもジョナサンでは食事の前にこれを飲もうと思います。面白かったのは一緒にいった女性5人(東京平和映画祭のスタッフ)が全員わたしに習って(?)これを飲んだこと。少しずつ、ローを実践する人がわたしの周りでも増えています。朝、果物はだいぶ定着しています。(わたしは不真面目なのですが、朝果物だけは続けています)
Posted by きくちゆみ at 2009年01月11日 02:08
>ゆみさん、

情報ありがとうございます。デニーズのオレンジも
その場でしぼりたてですよ^^ 打ち合わせのときはぜひどうぞ。

>面白かったのは一緒にいった女性5人(東京平和映画祭のスタッフ)が全員わたしに習って(?)これを飲んだこと。

拙著の131ページにも書きましたように、レストランでは、ひとりが頼めばあとの人も頼みやすいのです。影響が酵素のように化学変化を起こしていきますね^^
Posted by 石とも@管理人 at 2009年01月11日 10:56
test
RBJブックストア 現在のオススメ本と文具ベスト6

→もっと見たい方はこちら

(2022/12/16更新)

『人生が変わる血糖値コントロール大全』
https://amzn.to/3FtQMqV
糖尿病でなくても血糖値の乱高下を繰り返す「血糖値スパイク」が意外な不調の原因かもしれない。実践して効果を感じてます。

『ザリガニの鳴くところ』
https://amzn.to/3HaBSXx
2021年本屋大賞翻訳小説部門受賞。小説で最近一番やられた本です。2022年に映画も公開されました。

『サーカス象に水を』
https://amzn.to/3UuXVvm
古い本ですが、アメリカで口コミでベストセラーになり、ロバート・パティンソン主演で映画になりました。あっと驚かせるラスト。

『マクリーンの川』
https://amzn.to/3HeZgTU
ブラッド・ピットの出世作『リバー・ランズ・スルー・イット』の原作。兄が弟の死を回想し自費出版した原作が世界的ベストセラーに。冒頭がが名文。

『心的外傷と回復』
https://amzn.to/3H5x9Xk
戦争、虐待、犯罪、カルト宗教…。暴力が人の心に傷をつける過程と、人の心がそこから回復する過程を解説した一級の書。ロングセラー。

q.jpg

『ミドリ ベルトシール マグネット13 』
https://amzn.to/3uqTZB0
よく使うノートにつけると、カバンの中で開くのを防ぎます。ペンもつけられます。