ロー・パーソナル・コーチに行ったときの興味深い思い出。
初日、簡単にローフードの説明をしたときに、瀬戸夫妻は「ずっと続けられるかなあ」とちょっと心配そうでした。なのでそのときには「1日のロー率が30パーセントでも、食べる時間や順番に気をつければじゅうぶんに効果はあります」とお伝えして、瀬戸さんはちょっとほっとしていました。
で、まず「ローはおいしい」「ローは気軽」ということを知ってもらいたかったので
・調味料(つゆやポン酢)はご自宅のお好みのものを使う
・とにかく自分が「うまい」と思うものをガンガン食べてもらう
(地元の野菜と果物はどれもぎょっとするほど新鮮で安かったのです)
というポリシーで、それ以上の理屈は説明せず、あっさりジュースからリッチ&クリーミーなものまでいろいろ食べてもらいました。折り返し日にはジュース・ファスティングも体験してもらったことは前にも書きました。
8日目か9日目だったかな? ローに魅了され始めた瀬戸さんは、知りあいの方で脳梗塞から生還されたばかり、という方をおうちに呼ぶことになりました。
「明日、何を食べさせてあげればいいかなあ」と思案する瀬戸さんに、
突然奥様が、
「今、あの人に必要なのはジュースよ。ジュースがあれば大丈夫」
と、きっぱりとおっしゃったのです。
彼女があまりに堂々としていたので、
「どどどどうしたんだその自信に満ちた態度は? 今、お前、やけにきっぱり言い切ったぞ」
とびびり、
奥さまは
「あーら、私、どうしたのかしら?」
と、突然我にかえってころころ笑っていらっしゃいました。
でも、奥様は、その日の昼から、私に「Kさん(脳梗塞になられた方)はジューサーを持っているかしら、いくらぐらいのジューサーを勧めたらいいかしら?」とやけに気にされていたのです。
私が感激したのは、一週間、30年間作ってきた料理のやり方とまったく違う料理の方法を覚えないといけなくて、てんてこまいだった奥様が、私が全部教えなくても(全部なんて教えられっこない)何か一番大事なことを、身体でわかっちゃったことなのです。
人間であるところの私が何か一生懸命しなくても、ローフードの方が勝手に教えてくれる。私の仕事はそんなにない。それが、ローフードのすごいところだと思うのです。
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2009年03月04日
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(2022/12/16更新)
私も、ローフードを意識しだした最初の1週間くらいで、からだが気づいた(よろこんだ)のがわかったのですよね。
変な話、今よりもはっきりとその感覚があったのを覚えています。
叡智なのですね〜。
深い部分でたくさんのことをしっている。
ちゃんとローフードをし続けるなんて無理、とか言ってる友人も、果物と野菜の水分でお腹いっぱいだよ、と言っていました(するどい)
まぁ、その言葉は、水分でじゃなくてどっしりお腹が重たくなるものでお腹いっぱいにしたい、が込められていたのですけど。
ローフードをしていると、お腹いっぱいの定義が自然と変わっていきますね。
あれを一度飲んでしまったら、誰だって分かります。
「これを飲んだら病人はいなくなる!!」って。
わたしはジューサーを買ってジュースを飲んだとたん、ジューサーの宣伝女に変身してしまいましたもの。もちろん、大ひんしゅくだったのだけど。。。
奥様のお気持ち、とてもよくわかります。
みんな、ジュース飲もうね。