レプティリアンのことを知ってから1年ぐらい、まずは、自分が「レプティリアンに首ったけなんだ、それはもう逃れられない運命なんだ」ってことを認めるのが大変でした。
静歌さんが、「なんのためにローフードをしているのか」という記事で書いてくれていますが、
依存症(摂食障害やセックス依存なども含む)は、「『いま、ここ』の一致感と『思考すること』の乖離感とでエネルギー的にこんがらがっているから起こる現象」
(←なんてうまい説明なんだ〜 ぐっときちゃった^^)
つまり、「外側から見ると、あたかも『好き』であるように見えるのに、本人は決してそうではないのだが、自分を説明する状態を好き』以外に思いつかず、苦しい状態」のこと。
レプに対する気持ちって、最初のころはまさにそれでした。
こっちを向かせたいのにも関わらず、絶え間なく「ああっ、なんてにくったらしいやつ!」って思っているのです。
細かい点を列挙すればいろいろあるのですが、一番のにくったらしさの原因は、あの強烈な自己肯定感だろうなあ、と思います。
何があっても何をしても、「連絡するよ」といってしなくても、「だから、何?」っというあの態度〜〜〜。
自分がハンサムで人気があるってわかってることから、すべての行動選択が始まってる感じなんだなあ。
そう、その「ごーまんさ」を、私は憎んでいました。
人間、あんなに謙虚でなく生きられるものか。
そう思っていましたねー。
でも、そのとき、私はわかっていたんです(言語化はまだできてなかったけど)。
「憎んでいるもの」と「憧れているもの」は、限りなく近いところにある、と。
薄い紙一枚通して、背中合わせにくっついてさえいるような。
レプを知って、私は少しずつ、その「憎んでいるもの」になる、ということを始めました。
最初に会ったとき、レプは私にとって完全に「異物」だったけど、私の中にレプを作り始めたのです。
これを書くのに恥ずかしいような、でも泣いてしまいたいような感慨を覚えますが、それが「愛」なんだろうと。
自分に対する愛でもあり、レプに対する愛でもあり。
人間は、自分が好きです。
相手の中に自分と同じものを見ると、その人のことを好きになります。
反対に、自分が「これだけはなるまい」と思っているものがあれば、その人を嫌いになるでしょう。
自分が「これだけはなるまい」と思っているものが、実は「憧れているもの」であるとしたら?
たぶん、その問いからしか、人間の変容って始まらないんじゃないでしょうか。
自分の中の好きなものばっかり相手に見て、そういう人とばかり付き合っていたら、その人の世界観は、永遠に変わりませんからね。
実は、これは病気に対する考え方とも共通している、ということを、最近知りました。
日本語版「フィット・フォー・ライフ」を読み返していたら、533ページ(松田先生の補遺の部分)に、「病気治療の5つのアプローチ」というのが出ていて、
・ナチュロパシー(自然療法)
・ホメオパシー(同種療法)
・オステオパシー(整骨療法)
・サイコセラピー(心理療法)
・アロパシー(逆症療法)
ナチュラル・ハイジーンのように、食べ物の自然の力を利用して病気を治療、予防する方法は、「ナチュロパシー」に含まれます。
それから、「アロパシー」というのが、現在の西洋医学の主流(っていうか認可されているもののすべて)ですが、症状と反対のものによって症状を緩和する考え方です。(熱が出たら消炎剤を、うつ病には抗うつ剤を、という考え方)
そして、「ホメオパシー」というのは、代替医療に興味のある方は一度は聞いたことがあるかもしれませんけど、「同じ種類の症状を与えて原因をなくする」という考え方ですね。たとえば、熱が出たら冷やすのではなく温めて、徹底的に熱を出しきってしまうようなやり方がホメオパシーです。
私がやろうとしたことは、人間的なホメオパシーのようです。
今は以前ほどレプに会えなくて悲しくはありませんが、レプのことを「冷たい」とか「非人間的」と思う気持ちもありません。(←こうした「ジャッジ」は、ノンヴァイオレント・コミュニケーションではありません)
自分の中にレプと同じ要素がありますから、相手を憎んだら自分も憎むことになってしまいますから、そうはしません。
毎日自分が突き進んでいくチャレンジの道の中で、もっと「レプ的要素」が必要だなー、と思ってます。レプ的要素が自分の中にあったら、こんな困難、絶対起こさなかったのに、そのためにぶちあたっちゃってるなあ、と思うことがしばしばです。
3年間、レプが「好き」といいながら、まだ、レプの良さを本当に認めているには全然遠いってわけですねー。
でも、私は変わりたいんです。
もっとレプ化しますように。(笑)
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2009年06月15日
RBJブックストア 現在のオススメ本と文具ベスト6 |
(2022/12/16更新)
http://bikennraku.cocolog-nifty.com/dietdiary/2009/06/post-2070.html
どうなんでしょうか。
お返事遅くなってすみません。
ナチュラル・ハイジーンの松田麻美子先生は
まったくアガベは推奨していなくて、
本人も召し上がりません。
理由は、ナチュハイでは、
低温加工でも繊維をぬいて甘みだけを
取り出したものを「高度の加工」と考えるからです。
(「女性のためのナチュラル・ハイジーン」の
132ページをご確認ください。「老化を促進する」と書いてあります)
これを読んでからは、デザートを作るときはアガベよりデーツを優先して使うようにしています。
また、自分の体験では、
果物をしっかり食べてからグリーンを食べ、
さらに生米や豆のスプラウトを食べると、甘みへの欲求はかなり減ると感じています。
シロップ類は、「どうしてもほしい時の砂糖の代替品」であって、
「食べれば食べるほど健康になる」という
種類の食べ物ではないと思います。
リンク先で紹介されているアメリカの女性たちのレポートが事実だとすれば、
このあたりの考え方を修正する必要がありそうですね。
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