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2010年02月21日

4つのF #rawfood

 その人に著書とお手紙を発送したのが2月8日月曜日、届いたのが2月9日火曜日、「昨晩のうちに読みました、一度お会いしましょう」とお電話をくださったのが、2月10日(水)の朝でした。
 お電話をくださったのは、砂田登志子さん。 ニューヨークタイムズの社員を経て、長年「食育ジャーナリスト」として活動され、現在は、内閣府食育推進会議の専門委員ほかいくつもの委員を務めておられます。
 2005年食育基本法制定の功労者といわれています。
 
 ジャーナリズムの世界でも「政治」「経済」に比べて一段地位が低かった「食」に目を向けたのが20年以上前で、当時はなじみのなかった「食育」を提唱しました。
 彼女の声についに耳を傾けてくれたのが当時の小泉純一郎首相で、彼が報告書執筆に予算を付けてくれたことから、食育基本法にはずみがついたそうです。

↓砂田さんの著書より。
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 私と砂田さんを引き合わせるご縁となったのは、このブログでも何度か書いている、ジャーナリストの千葉敦子さんです。(→この記事参照)
 砂田さんのお名前は千葉さんの著書にしばしば出てきます。その後、彼女が食育の活動をされていることを知り、また、「外国に住んだことは一度もないのに、たいていのペーパーバックは一晩で読み上げてしまう」と、千葉さんが絶賛する英語力の持ち主。とてもこの日を楽しみにしていたのです。

 もう一つ、砂田さんにお会いしたいなと思ったのは、もしもローフードとその知識が、人間が健康を保つための不可欠なものであるとしたら、それは、固い言葉でいえば「生存権」、「基本的人権」なのであって、みなに知らされるべきものじゃないのかなあ? だとしたら、民間だけの活動でいいのかな? もっと「官」「公」と結びつく方法はないのかな? という問いに対する、自分の一つの試案であり、アクションでもあったのでした。

 お会いして、まるで長年の知り合いであったかのような……。長年のキャリアのこと、食育に対する活動のことなど、いろいろお話をうかがうことになりました。とてもとてもローフードの話まではたどりつかずにおひらきとなったのですが、でも、海外メディアを通して、ローフードについてとっくにご存じであるとわかったこと、また、「日本にもそんなにたくさん健康な食に興味を持つ人がいることがわかり、力づけられた」といっていただけたのは、私もちょっといいことしたかもしれません。


 書いていて今気がついたのですが、私は、自分の本を、母の仏壇に一度もあげたことがありません。父もそのことに気がつかなかったほど、父娘で忘れてました! 長年のメンターであった千葉さにも(当たり前かな?) でも、死んでしまった人への感謝も大切だけど、生きている人に向けて、献ずることができた、というのは、未来がある気がするのです。 今勝間和代さんがブームですが、その何十年も前からキャリアを築いてきた女性の経験が聞けたというのは、とても大きな宝となりました。


 砂田さんがおっしゃっていた話。砂田さんが勤めていた頃から、ニューヨーク・タイムズには、4つのF,すなわち、「Fashion(ファッション)」「Faniture(ファニチャー・家具→住まい)」「familiy(ファミリー)」そして、「food」という4つのページが日がわりであり、政治、経済、スポーツなどと並んで、重要なページとして位置づけられていたそうです。自分の個人生活なくして、国も世界の動きも語れないですから、もっとたくさん、「生活」を発信していくメディア(ブログも含めて)が増えたらいいなと思います。

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↑テーブルの向こう側に座っているのが砂田さん(見えないって)。土曜日の午後、西麻布のふるーいアパートの住人ふたりでいただくロー・スイーツ・プレート。(うちは築45年ですが、砂田さんとこはそれより5〜6年古いらしい)もしかしてこれは千葉さんの23回忌の小さな集まりだったのかも。


 
posted by 石塚とも at 01:13| Raw Life! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする