会の途中から、新人シェフたちが自分たちのレシピ制作したポートフォリオを発表することになっていたのだが、これがもう、みんなしゃべるしゃべる。北原さんから「ひとり3分以内で」と指示があったにも関わらず、守った人など1人もいなかったのではないだろうか?
たぶん、10分以上しゃべった人、複数名(笑)。
この現象は私にとって初めてではない。昨年の4月に横浜できくちゆみさんたちと一緒に講演したときも、終了後の懇親会、参加者の一言自己紹介のはずが、みんな、いかにローフードが(このときはホ・オポノポノも)自分を変えたか、しゃべるしゃべる。普通、順番がきたらささっと回す日本人とは思えたいのだ。たくさんの会をしきった経験があるゆみさんでさえ「みんななんでこんなにしゃべるの?!」と驚いていた顔が今でも目に浮かぶ。
しかも、私がピンクの本で書いたように、誰も「力説したり」「叫んだり」するわけじゃないんだよね。こぼれるように言葉があふれてくる。
あれはいったい何なのか?
それはね。あれは、ローフードの話をしているのではなくて、「ローフードに出会った自分
」の話をしているのです。
自分の再誕生の話をしているのです。
私は横浜での記事のタイトルを「みんなが木のように大きくなって」と書きましたが、このとき、ガブリエル・カズンズ博士のリトリートの名前が「living tree」だとは知りませんでした。でも、人が木の成長のように次の年輪へと移行する瞬間なのです。
それは、人生でもっともおめでたい話なのです。
赤ん坊としての誕生は両親の力を借りて行われるけど(親を選んで生まれてくる、説には最近私も賛成ですが)、「再誕生」は自分自身の選択によって行われることだから。
選択、です。
それは、「自由」への第一歩ではありませんか。
再誕生の話を聞くのが、私は大好きです。
他人の再誕生の話ほど、自分の再誕生を促すものはないのです。
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