「断・捨・離」でうまくいかない日が来たら、ロービューティジャパン流「○・○・○」をお試しください

「ロービューティ寺子屋必修七科目」の２番目は「片づけ・掃除・整理整頓」
です。

つまり、「食べもの」をのぞくと、ロービューティ寺子屋最大のテーマといってもいい。
どうしてかというと、現代ぐらい物が多い時代はないから。
物だけでなく、情報もそうですね。
そして、ここが大切なところですが、
「物欲を減らして、いらない物は買わないようにしましょう」
といってすまされる問題ではないのです。

買い物中毒者は、「目の前の物を買ったときに【幸せ】が手に入る
のではないか？」という誤解から買い物をし続けます。
「買いたい獲物」と「幸せ」は、「重なる部分がある」けど
「100%同じ」ではありません。
それに気づいたときにだけ、買い物は止まります。
気づくにはどうしたらいいか？　は、
「3日でできる、魂の成長のさせ方」を読んでください。
http://rawbeauty.seesaa.net/article/183846916.html

話を戻しますと、「欲があるから買い物する」
「欲を減らせば買い物しない」
は間違いです。
「あなたのほしいもの」と「買いたいもの」が本当は違うのに
同じに見えているのが問題なのです。

買い物そのものは、中立的な出来事で、いいことでも悪いことでもありません。
衝動買いして意外にもあたりだった、という経験は、誰にでもあるものです。
（それを、「シンクロ〜」とかいったりすることさえあるのです！）。

人生と、チョコレートと、男（女）と、買い物は、かじってみるまで
中身はわからない、と、いうのが、ジャッジをしない姿勢ではありませんか？

「物欲を断つ」というところからスタートすると、
・断てなかったときに自分を責めてしまってよくない
・欲しいもの、便利なもの、あなたを助けてくれるものは、世の中にたくさんある
（本当に物欲がなくて幸せな人は、他の人の物欲についてあれこれいわないと思う）

という弊害が生まれると思います。

　さて、じゃ、私はどうなのかといいますと、
私の部屋は、結構物は多いです。
　ただし、置いてあるものの稼働率はかなり高いと思います。
　10年ぐらい前から、カレン・キングストンさんの
「ガラクタすてれば自分が見える」を読み、
いろいろな方法を試しては、
こつこつ続けて、今のスタイルに落ち着きました。

そんな私が見出した、とっても簡単な
ロービューティジャパン・メソッドは。

「断・捨・離」

ではなくて

「流・流・流」！

それだけ。

今片づいている部屋も、明日はちらかるかもしれない。
今ちらかっている部屋も、明日は片づくかもしれない。
部屋は生き物なので、固定している瞬間がありません。
今日片づけたとしても、終わりがくるわけではないし、
ちらかっている部屋を見ても、ホープレスにならなくても大丈夫。


今、あなたが捨てられなくて大事にしているものも、
いつかはきっと手放す日が来ます。
あなたが今日捨てられなかったゴミも、
いつかは外に出されます。

空いた場所に、新しいものが入るのは悪いことではありません。
入ってきてから必要かどうか決められるものもあります。
そのとき気に入っても、後で役目を終えるものもあります。

自然にしていれば、くるべきときがくれば、ちゃんと流れていくのです。
そして、すべては実験です。

PCの中は、どんどん放り込んでおいても、
「検索」という機能があなたを助けてくれます。

あなたが捨てた方がいいのは、
「物事は変化しない」という信念だけだと思います。

毎日、１つずつでいいから「流し」ましょう。
流しながら、「今日、自分は何を大切にしているのか、
何がもう不要なのか」
確認しましょう。
片づけの目的は、きれいな部屋に住むことではなく、
それを知るためにあります。

「断・捨・離」流行ってますので、
今はそれで片づけていらっしゃる方も多いと思いますが、
いつかそれで行き詰まる日が来たら、
「流・流・流」を
思い出してください。
かなりラクになると思います。

ちなみに私が今まで「片づけ」で役だった本のベスト３は、

古典となった『ガラクタ捨てれば自分が見える』



「片づけとは、いらないものをやっきになって捨てるのではなく
一緒にいて『ときめく』ものを手元に残すこと」という発想が美しい
『人生がときめく片づけの魔法』



とくに情報整理関係の悩みに強い
『整理Hacks!』


の3冊です。

お試しになって、変化がありましたらぜひ知らせてください。


（本日のブログはメルマガ「寺子屋」からの転載です。
転載する時間がとれないことがありますので、確実に届きたい方はご登録を）
http://www.mag2.com/m/0001243615.html

この記事は役立ちましたか？
役立ちましたら、合図のボタンを押してください
（拍手・応援でもブログ村でも何でも^^）