ジュースの話を全然していない。
現地でなぜあまりジュースを作らなかったかかというと、やっぱり食費を食うからである。パリのママンは「食費に関しては気にしないでくださいね」と何度もいってくれたが、そこのしばりをはずしちゃうと、「ローは敷居が高い」と思っている人たちに、現実的な提案ができない。
それと、この季節、ジュースにしたい野菜と果物があまり見つけられなかった。りんごはたくさん出回ってるけど時期が終わってておいしくないし(わりとむこうの人、平気で食べるんだよね、ふかふかのやつを)、この時期おいしいすいか、メロン、さくらんぼうはジュースにしにくい。料理大好きなスイスのホストは、かなりのキッチン家電を持っているのだが、ジューサーは持っていなかった。
そんな中、だんとつ光を放っていたのが、セロリ! 昨日も書いたが、ホスト・ファミリーのパパ、マークのお気入りジュースが、セロリにレモンだけ、またはグレープ・フルーツだけを足したもので、つまり、甘みがほとんどない。
しかし、これがめちゃくちゃおいしい。
このレシピがフランスでポピュラーなものか、パパ・マークのオリジナルかまだ追跡調査していないのだけれど、とにかく新しい味の発見だった。ありがとうございました。
フランスは食費が安い。12茎ぐらいついたセロリの束が、1ユーロ50セントぐらいなのである。この甘くないジュースは子供たちは好まないので、パパ・マークと、ママン・アキさんと、私と3人で飲んでいたのだが、12茎もあれば3人分がたっぷり(ひとり600ccぐらい)とれるセロリが1ユーロ50セントなのですよ。。。
このジュースは、日本でまだどうしてもやる気になれない。一度にひとりでセロリ4茎かあ。。。
(追記・フランスは日本と比べて高負担・高保障の国で、社会保障費、所得税、付加価値税=消費税、すべてが日本より高い。付加価値税は19パーセント、食料品でも5.5パーセントである。私は個人事業主なので、サラリーマンの人に比べて払っている税金は安い(と思う)。複式帳簿にしてからは、控除額が増えて(複式帳簿で決算書を提出すると、60万円の控除がある)、ますます税金が下がってしまった。関係ないけど、景気が悪いせいで今年から西麻布のアパートの家賃も1万円下がった。
ちなみに、スイスも税金が高いのに(それも金持ち優遇)、物価がめちゃめちゃ高い。食品は日本並みかそれ以上に高いのだ。外食は輪をかけて高い。チューリッヒのスターバックスでサラダとコーヒーを頼むと1500円、観光地のレストランで私が食べたサラダ1皿で1600円、その上にチキンをのっけたら2400円とか。
彼らに比べたら全然税金払ってないんだから、日本の食費や外食費に文句を言わないで、ちゃんと払おうって気になりました)
★参考
フランスの税金と社会保障費の高さ その1
http://blog.sunflare.info/samizu_y/rkive/000247.html
その2
http://fban.blog9.fc2.com/blog-entry-50.html
金持ち優遇のスイスの税金
http://plaza.rakuten.co.jp/geneva2/diary/200608090000/
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