自分の中で変化が始まって、
ローフードを知ってからはその変化は劇的に早くなって、
私の中で「機能不全」をもたらすものは、次々と消えていった。
自分の姿が、毎日変わっていった。
でも、
「癒し」とか「成長」という言葉を聞くたびに、
あるいは、そういう現象が自分の中に起きるたびに、、
どうしても心に引っかかって、
私の中の、傷が消えていくことに、
「待った」をかけているものがあった。
「もしも、私がかつて深く傷ついたことを完全に忘れてしまったら、
傷ついた人が、みな、そこから完全に回復して
そんなことも忘れてしまったら、
『人は傷つく体験がある』ということは、どうやって伝わっていくのだろう?」
今、本当にひどい目にあって傷ついている人、
つらい気持ちを訴えても「そんなことをいつまでも根に持っているの?」
「あなたって敏感な人なんだね」
そういわれて傷ついてしまう人
その人たちは、暗い海の中で最後のとどめをさされてしまうのではないか。
彼らの「浮き輪」に、何がなってくれるというのだろう?
私も「あなたが悪いんじゃないんだよ、悪いのは向こうなんだよ」
そういわれて救われたのに、
そういってあげる人がいなくなったら、
彼らはどうなってしまうのだろう?
「両親に感謝しています」
そういえる人でこの世がいっぱいになってしまったら、
言えなくてつらい思いをしている人は
どうしたらいいのだろう?
だけど、最近、よく思う。
あのときの気持ちを知っている人と、
知らない人とでは、
たとえすべてを忘れてしまっても、
出す「波動」はきっと違う。
私さえも気がつかないところで、
勝手にエネルギーは放たれていくのではないか?
先日見た映画
『ラビット・ホール』の中で、
息子を交通事故で亡くした主人公の母親は、
娘に向かってこういってた。
「大きな岩のような悲しみは、
やがてポケットの中の小石に変わる」。
きっと、その小石から、
何か健康な光(放射線の反対?)が放たれるのではないか。
私に、いまや文字通り「首の皮一枚」という感じで
くっついている記憶の最後のひとひらは、
もう間もなく、本当にぽろっと取れて、
風に乗ってどこかに行ってしまうだろう。
誰もそれを止めることはできないだろう。
明日になったら、
今こんなふうに思ったことも忘れてしまう
かもしれないので、
もう、だいぶ薄れてきた記憶の中で、
「こういうふうに感じた」ということを
記録しておこうと、これを書いている。
はっ。
これって、「死」と同じ感覚だろうか?
でも死なない(笑)
明日の私は、もっと代謝を繰り返す。
明日の私は、もっと、「資源」と「策」を発見する。
明日の私は、ピアスをつける。
(ただいま、「女の子」強化月間)
そして明日の私は、
心に浮かんだ素敵なことを「そんなバカな!」と
ストップをかけるスイッチを、シャットダウンして生きるのだ。
私は電気が好きだけど、
そこだけは、アンプラグドでいてもらおう。
そろそろ、さよなら、だ。
なんだか眠くなってきちゃった……。
キョ・ウ・モ・ア・シ・タ・モ
シ・ア・ワ・セ。
(でも、現実的ではある)。
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