お相手様と、二人。こんなに長く一緒にいたのは初めてです。


↑元秋田藩主の湯治場だった鶴の湯。


↑休暇村でスノーシューを借りて山歩きしました。



↑50メートル先の森の中に、源泉掛け流しのお湯があります。

↑揺れる木から雪が落ちてくるのを眺めながらの入浴。
お互いに話すことがいっぱいあったので、
「ホリデイとはなんにもしないこと」とかいってるわりには、
頭の中は、「あれしゃべった、これしゃべった」と、
チェック・リストを消すのでいっぱいになっていたように思う。
そして、ふたりでいっぱい泣いて、
いっぱい怒って、いっぱい笑って帰ってきた。
あそこまで泣いたり怒ったりを相手にぶつけたら
壊れるんじゃないかって思ったけど、大丈夫だった。
最初はお互いに感情が爆発しちゃうこともあったけど、
後半は、とてもおだやかに、「自分はこう感じてたこと」を
伝えあえた。
ずっとこれなら全然大丈夫じゃん、と、思った。
私が1年以上ためこんでた不満を全部吐き出しても、
彼が、最初から最後まで何も言わずに聞いて、
ただ、「ごめん」と言ったので、
私も、同じことをしないわけにはいかなくなっちゃって、
向こうの言い分も全部聞いた。
(「君のこういうところが、我がまま」とか)
痛かったけど、それで強まるものがあった。
ほんとに、今までなんといろんなことに依存してたのか、と、
痛いながらもたくさん振り返りができたように思う。
帰りの電車の中で、彼がぽろりと驚くべきことを
いって、
今となっては、「あーもっと条件つけとけばよかったな」と
思うのだが、
言語化の苦手な彼がちゃんと言語化してくれたことは、
いったいどういう壁が崩れたのだろうかと思う。
こうしてロマンスは、
一つの事業体へと発展していく。
ロマンティックに、エロティックに、そして現実的に。
それらを強いエネルギーを保ったまま統合しようというのだから、
ここまで時間がかかったのは
いたしかたないことなのかもしれない。
ところで私は、以前このブログでも物議をかもしたとおり、
一夫一婦制がしっくりきているのか、
また、これから一層変化していく世の中でそれが最高の形なのか、
いまだに懐疑的なのだけど、
彼にはそのことを正直に言った。
彼は、「他に好きな人ができたら言って。そのとき考える」
と、あっさりスルー、というか、現実的な対応であった。
お互い、若さで甘酸っぱくくっつくわけではないので、
一つ間違えれば、
モノガミーが人をどれだけ苦しめるかという経験は知っている
のだと思う。
幸いにも、今、他に好きな人はいないので、
今まで自分が学び、他の人にもシェアしてきたスキルで
全力で取り組めば、きっと実りがあるだろう。
というわけで、2011年にいちばん人生が大きく変わったのは、
私の場合、3月11日ではなく、12月の30日で、
ローフーディストの1年はほんとに長いなあ、と、しみじみ
思った。
ローフードは、ほんとに不思議だ、と、
アップをあきらめた写真(温泉の中で、
ほんとにいい笑顔の、ヘルシー・エロ全開の私)
を見て思う。
ころころに着ぶくれたウェアの中で、
生命力と女性性が躍動している。
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私は現在フランス語レベル4を学習中です。一緒にがんばりましょう。