パリの旅行のご案内もして、やっと、あちらのホームステイで作らせていただいたお料理の
記事まで書けそうです。
ときどき、季節に合わないものや日本で手に入りにくいものも
あるかもしれませんが、そういうところは「紀行文」だと
思って読み物扱いしてくださると嬉しいです。
【きゅうりのライタ風サラダ】
「ライタ」とは、インド料理で野菜をヨーグルトであえた料理のこと。
きゅうりが一般的ですが、トマト、たまねぎ、バナナやゆでたじゃがいも、
ひよこまめなんかもあえるそうです。
《材料》
・カシュー・ヨーグルト
(一晩浸水したカシュー、同量の水、レモン少々をブレンド。酵素ドリンクなどを
スターターにして発酵させてもよい)
・きゅうり 日本のものなら3本ぐらい 皮をむき、輪切りかさいの目切り
・マンゴー 1個 さいの目切り
・ミントの葉 適宜 ちぎる
《電気器具》
・ブレンダー(カシュー・ヨーグルト用)
《作り方》
・さいの目切りにしたきゅうりとマンゴー、ちぎってアロマが出るようにしたミントを
ボウルに入れる。
・カシュー・ヨーグルトを、好みのボリュームで混ぜる。
10分ぐらいが食べ時。あまり時間を置くと水が出てしまうのですが、
一晩たってお水が出たのもおいしいです。
【トマトだけのピュレ・スープ】
《材料》
・トマト 小さめ 2〜3個
・塩 少々
・バジル(あれば) ドライのバジルやパセリでもよい。
《電気器具》
・ブレンダー
《作り方》
・洗ったトマトを、皮ごと、ブレンダーでなめらかになるまでピュレしたら出来上がり。
・バジルまたはハーブをあしらってサーブしてください。
「トマトは赤くて熟した季節のものを」って書こうと思ったのですが、
今日ジュースにして飲んだ桃太郎トマトもすごく甘かった。
もちろんハウスものなんだろうけど。
2年ぐらい前にシネマート六本木で見た
根岸吉太郎監督が日活ロマンポルノから一般映画に転向した第一作が、
当時宇都宮市役所に勤務していた立松和平が、
都市化していく地方での農家の青年のストラグルを描いた
『遠雷』。
この中で、ハウストマト栽培に熱く泥臭く取り組む長島敏行も、(動画あります)
お見合い結婚して一緒にトマト農家経営を手伝う石田えりも、
それはもう「有機的」で、
何気なく見に行って驚愕した記憶が今でも鮮やかだ。(人生に、びっくり!)
とくに、石田えり。彼女が出てきた時、男性にもてはやされる
タイプのデビューの仕方だったのだが、
こんなに素晴らしいなんて、思わなかった。
ふたりはお見合いで出会うのだけど、あまりのいい女っぷりに、
長島敏行はホテルに誘ってしまい、石田えりも臆さず応じてしまうのだ。
(そして結婚する、という筋書きが「お見合い」の王道をやぶっていてすごい)
しかも、石田えりは、そのホテルで、
「はっきり言って私 アンタで五人目よ」
などとあっけらかんと言ってしまい、それが「かわいい」と(男にも、女にも)
思わせるのだから、すごい。
(今思うと、本当に健康的にお肉がついている女優さんなんだよね。
男が女性の身体を「あのケツ」というとき、彼女にたいしてなら褒め言葉なんだなー
ってことがすごくよくわかる。彼女のおしりがトマトの輪郭とだぶる)。
見たのは二年前だから当然ローフード生活になっていたのだけど、
人間が「有機的」であるというのは、
ハウス栽培かどうかだとか、農薬を使っているかどうかとか、
そういうチェックリストで計れるのだろうか?
というアンチ・テーゼをばーんとぶつけられた感じが、
気持ちがよかった。
自分の中にいろんな物語を持っていることは、
栄養だなー、
と思う。
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私は現在フランス語レベル4を学習中です。一緒にがんばりましょう。
2012年01月19日
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(2022/12/16更新)