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2012年04月09日

父のスマホ計画(やったー)

先週の低気圧の前後に「頭が痛くなった」という人が続出し、
(私はその2,3日後に来ました)
そのうえPCの調子も悪くなって両手をもがれたみたいだったのですがあせあせ(飛び散る汗)
現在は復調しています。
私の酷使では1年しかもたないと思っていたのに
2年半頑張ってくれたPC君、交換を決めました。ごくろうさまー。

さて、最近のいい(劇的な?)ニュースは、父がスマホを持つことに
積極的になってくれたことです。
(↑最近ヒマになった理由は、自分の作業見直しもありますが、このように、
周囲の人が私の時間を減らさないように行動してくれることが
次々起こっています。背景は複合的なので、また寺子屋メルマガなどで)

「父がスマホ持ってくれたらなー」というのは、
私の仕事を減らしたい一心からの希望だったわけですが、
本人が積極的に興味を持ってくれたのはありがたいことです。

・一応、娘に負担がかからないように気を使ってる。
・自分で操作できないとストレスだ。

両方なのだと思いますが……。

今は、買い物1つとっても、
希望のものを私がネットで探して届け先を父の家に指定して
注文する、という状態なので、
私はもちろん時間がとられるわけですが、
本人としても、「これが欲しい」と思ってからすぐに自力で注文できないというのは、
それなりにストレスだろうと思われます。

で、これの何がめでたいかというと、
2つの側面があります。

・「父の自立化」

・「父のデジタル化」
です。

両方は二匹の龍のように絡み合っていると私は思うのですが、
つまり、デジタル化されると自立化は非常に容易になるのだなあ、と思います。

「容易になる」というのは、
やりやすくなる、と同時に、
楽しくなる、ということでもあります。
本人の自主的活動を促すからです。
例えば「この本読みたい」と思った時に、すぐ行動を移すことができるのは、
高齢者や動きが制限された人にとっては光明です。
(なんかこう書くと公的サービスがやるべきじゃないかって気がしてきますが
公営でアイフォンが開発される、なんて想像つかないし、
逆に言うと、バリアフリー化も民営パワーにはかなわないのかなあ。。。)


(追記)…というか、父にパソコンを4年間教えてきて、結局ついにできなかった
(覚える気がなかった)のだけど、
スマホってやつは、テクノロジーの方からそういうおじさん達に近づいてきてくれた、
っていう、この図式がすごいよ。。。
(パソコン使えないけどスマホはできるおじさん、って21世紀だよなーと思う。
うちの父は1988年にNTTから発売された「肩からの次の携帯電話」を持っていた。これ!)
ので、まさに一足飛び)




「自立化」というのは、もっと基礎的なサバイバルの意味も含んでいまして、
実際、スマホを持ってもらいたい最大の理由は、
災害対策です。

たとえ一緒に住んでいたとしても、
24時間行動をともにしているわけではないのですから、災害や不慮の事故、体調不良などが起きた時に
情報確認ができるツールとして、スマホは携帯の何倍も強力です。

・携帯の電波がつながらなくても、wi-fi(スカイプやフェイスブック、フェイストーク)などを
使って、通話ができる可能性が高まる。
・最近、アプリにNHKラジオ(らじる☆らじる)を入れることができるようになったので、
ラジオ電波が届かないところでも、ラジオを受信することができる。

この2つだけでそのパフォーマンスは大きいと思います。

あとは充電器の購入ですね^^;(災害時、あの電池の持ちでは役に立たない)

孫正義さんは、「情報」はデジタルであることが必須で、
アナログであるものは情報ではない、と言い切っているそうです。(又聞き)
15年以内に紙情報は全部なくなる、とも言ってるとか。
(たしかにうちからも紙が減ったよねー)
情報とは、アップデートが容易にできてこそ価値を発揮するもの、という観点で言えば、
そのとおりですね。。。


依存とは電力よりも化石燃料よりも世界最大のエネルギーの無駄遣いだと思うので、
それが地球から1つ減ったら地球から過剰な負担が1つ減った、ということじゃないかと思います。。。



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