誰彼となく友達をつかまえる、ということをして、
さらにその友情にまでヒビを入れる、という、
苦い経験をしたことが何度かありました。
なくさないまでも、「断れなくて困った」という体験をした人がいるかもしれないし、
何よりも、自分がそういう自分を好きじゃないのに、
ついやってしまう、という心地の悪さがありました。
友達の中には「誰でもあることだよ、つらいとこはやっていいんだよ」とか
言ってくれる人もいるのですが、自分のほうが納得いきません(笑)
どうして納得がいかないのかと考えて考えて考えて、ある日
自分に厳しいから、とかでは決してなくなく、
そのアクションをして、ちゃんと効果があればいいのですが、
つらさがとまるのは一時的なことで、せっかく友達が聞いてくれても、根本的には
とめることができていない、と、気が付きました。
下手すると、シェアして、一時的に静まって、もっとつらい気持ちになったりして。
そして、この良くない習慣を止めることができたのは、
「しゃべること」による一時的な安らぎと後から襲ってくる痛みのアップ&ダウンが、
食事のパターンと似てるなあ、と気づいたからなのです。
多くの人は、「おいしさ」「血糖値の上昇」「テオブロミンなどからくるハイな感覚」
などにフォーカスしていて、
その後に来る「胸焼け」「膨満感」そこからつながる各種体調不良に対して無自覚です。
しかし、ローフードを食べると、加熱、酸化した油、過剰な糖分などが、
実は身体に大きな不快感を引き起こしているのに、私達がそのことを「無自覚化」することで
やりすごしていることに気がつかされます。
そこで、しゃべった後に感じるさらに強い痛みのフォーカスすることで
自分の困った習慣を治すことができたのです。
(ちゃんと感じながらしゃべれば癒される、というのがセラピーの法則ですが、
ただ「苦しいからしゃべる」っていうことだと効果がないのですね)
この体験は、私をとても強くしました。
そして、快感と不快感って、私達が「ありのままに感じている」ものではなく、
フォーカスによって感覚をいかに変えてしまうか、
ということを学んだのでした。
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↑本文と関係ない写真シリーズ。
2010年12月、フィリピンのザ・ファームにて。
ヤングココナツ・ヌードル、グリーン・カレー・ソース。
食材的にも味的にも日本で手に入りづらい味。これは本当においしかった!