しかもゲルソンレポートの続きお待ちの方がたくさんいるっぽいのに、話題おもいっきり変えちゃってすみません。映画『天のしずく 辰巳芳子”いのちのスープ”』が11月の3日から公開されてるのに、先週のメルマガでおすすめ映画の紹介しなかったので、ここに書いておきます。
辰巳芳子さんといえば、脳血栓で倒れ嚥下(えんげ)障害となられたお父様に工夫をこらしてスープを作っておられたことからそのスープが評判となり、現在のご活躍へとつながっていくわけですが、私はずーっと
「どうしてお父様なのか? (夫君じゃないのか?)」
ということが不思議でしょうがなかったのです。歳のいった娘がスープを作るのがどうして「父」なのか? ご主人の影は彼女の全然出てこないけど、いったいどこに行っちゃったの?
はい、どこに行ってしまったのかが、この映画ではあかされるのです。
辰巳芳子さんは、昭和19年の早春に縁談がまとまり(早稲田大学の学生さん、と言ってたと思う)、ところがほぼ同時に婚約者の学徒出陣が決まります。
それで、辰巳さんのお父さんの家長としての決定で、お父さんは先方の家に出向いて縁談の白紙撤回を告げに行ったそうです。
ここからが、映画の中の辰巳さんのセリフなのですが……
「はてよと。死ぬとわかっているから、結婚しないというのは、おかしいんじゃないかって思ったの (←ほぼ日刊イトイ新聞の記事と違ってるのですが、記憶で書き取っています。辰巳さんの声で読んでね)」
こうして、辰巳さんは、「ご自分の決断で」婚約者と結婚。三週間の結婚生活の後、夫は出征、9月にフィリピン沖で戦死します。
辰巳さんは、50年間、「この決断で良かったのか」と考え続けていたそうですが、近年、やっと、夫が亡くなったそばにあるセブ島に行かれて、「来てよかった」と思われたそうです。
ますます破門されそうなのですが(だから入門ゆるされてないって(^^ゞ←ハリセン)私は、辰巳さんが作るスープからは、エロスの匂いを感じます。お父様にファザコンだったわけではなくて、きっと、一人前になった女というのは誰かを愛したくて、そのエネルギーが、とにかく何かに入ってしまうのではないかと思うのです。おっぱいがほとばしっちゃうというかね。その愛はマジョリティの女性は夫に、次に子どもにいきますが、そうじゃない人もいます。でも、そのエネルギーの中身は、強い情熱であり、誰かに生命性を吹き込みたいという理屈抜きのエネルギーなんじゃないかと思います。
だからこそ、辰巳さんが作るスープが、「いのちのスープ」と呼ばれるのでしょう。
『天のしずく 辰巳芳子”いのちのスープ”』は、11月3日より、全国公開中です。
私はオムコさんになる人にスープを作るかどうかはわかりませんが(あ、ゲルソンスープ作るか^^)それより、いっしょにコーヒーエネマして添い寝してたら気持ちいいかなーとか思います。経験した人じゃないと全然想像つかないと思うので、その話はまたゲルソン・レポートで。(それに、脳血栓を避けられないものと考えるのはどうか。)
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本文と関係ない写真シリーズ。
ゲルソン療法のスープです。私は家ではスティックミキサーでピューレにしてしまってますが、
本当は手動式のミル(裏ごし器)で丁寧にこして繊維を取り除きます。
私がそのスープを作っている時の様子は、こちらの記事で見られます。
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