北・東フランスでセルフ・リトリート（2）

　メスという街は前回も書きましたがカロリング朝からある古い街で、グレゴリオ聖歌はここから広まったそうです。ヨーロッパって、なんか、適当に「ここ良さそうだな」と思って降りるとすべからくパワー・スポット、みたいなところがあるんですよねえ。そういう旅をやってみたかったわけですが、そんなことしてたらさぞかし勘も冴えるのではないかと思います。
　あと、キッシュ・ロレーヌの本場なのですが、さすがに私は一度も食べませんでした……。


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セルプノワ門。こういうのが街の中にふつうにある。


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となり町のナンシーほどじゃないけど、
アール・ヌーヴォーのおうちがごく普通にあります。


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出ている看板は「整骨師」。
こんなところで開業できたらステキでしょうね。


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タンプル・ヌフ。
「新しいお寺」という意味です。
伝統あるように見えますが、ドイツ領時代に
ドイツ人によって20世紀初頭に建てられたネオ・ロマネスク。
「大聖堂（カテドラル）」でも「教会（エグリーズ）」でもなく
「寺（タンプル）」という呼び名は珍しいです。


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そんな街でヒポクラテス・スープを作り

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毎食舌鼓。

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翌日も。


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リールに移動してからも。
メスで買ったビーツを白菜と一緒に煮て
ボルシチ風に。


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最終日は無塩無脂肪ヨーグルトとあえて
クリーム煮ふうに。


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残ったにんじんとキャベツを
グレーターにかけて
最終日の朝食はコールスロー。

思い返すも
幸せだった……。

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