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2015年06月02日

「消えた物語」(豊かさについて)  vol.305

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石塚とものロービューティ寺子屋

「消えた物語」(豊かさについて)  vol.305

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みなさまこんにちは。
「石塚とものロービューティ寺子屋」は、
「一番大切なことを愛する」読者の皆様に向けて、
今、この時代に学ぶべき価値を発信することを目指しています。
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2個しか確認できませんでした。その2個も小さくなっていました。
が、その後のことは思うところあって止まっています
(実は、その理由が今回のメルマガの記事です)
子宮筋腫の経緯についてなど
ご興味のある方は見てみてくださいね。

note
https://note.mu/ishizukatomo_rbj



☆★☆ 「消えた物語」(豊かさについて) vol.305  ☆★☆


こんにちは。

一ヶ月以上メルマガを発行できませんでした。


そして、その間に「悲報」がありました。(´Д`|||)

それは……。


今年の2月〜3月にかけて、
「夢がかなっちゃった」と書いていましたが、
破れました。。。


5月末にきて、見事に崩れ落ちました(号泣)


これからもしばらく、
私の
「賽の河原に積んだ石を、容赦なく壊される」
状態は、続いていきそうです……(酷)


そういうわけで、
「餅まき」もできず、
したがって、ブログも書けなかったというわけです。


が、しかし。
それなのに、今回のメルマガのカテゴリーも
「豊かさについて」です。


ちゃんと「豊か」な話はできるのです!


まず、
夢がかなっている状態の間も、
崩壊しちゃった後も、
私がやっていることは同じでした。


それは、
ゲルソンのお料理を作って食べて、
エネマして、
お仕事(実家のお仕事が7、RBJのお仕事が3)
そしてボキャビル、
ときどき自助グループ、というものでした。


そして、この一ヶ月、
メルマガが書けなかったのは、
父がまた入院して手術したことと
ゲルソン・ヒーリングがまた新たな段階に入ったと思われ、
エネルギーの低下やリンパに沿った痛み、
なんかが続いてた、という理由もありました。


その中で、毎日毎日、人生史上初ぐらい、
同じことの繰り返しでした。
ハード・コア・ゲルソン・ライフを始めてから
(これでもまだフル・スロットルじゃないんですけどね)
何度か書いていますが、
ひたすら手を動かす繰り返し。
ピンクの本にも書いた
Just hard work!
の、3倍速という感じです^^


この状態に、さらに
ボキャビルが加わったのです。
ゲルソン・ライフが「行」なら、
ボキャビルは、「読経」(!!!)


そして、この状態をやっておりますと……。

宗教修行じゃないけど、
実に、いろいろなことの雑念がとれて
ゆくのです……。


ゲルソン・ライフにも華やかさがあまりないですが、
私のやってる方法のボキャビルはもっとないのですが><


気持ちの「芯」というものの実感がハンパないんです。


本当は、「心の平安がハンパない」と書きたかったのですが、
残念ながら、数日前、夢破れちゃって、
平安も激しく崩されもしたのですが、(´Д`|||))
その状態にあってさえ、いつも「私は選択している」という自由さはあり、
「変えられないものは何か、変えていけるものは何か」を
リストアップできる能力が、飛躍的に伸びている感覚を
実感していたのです。


そのときにね、
身体のデトックスも進んでいるのでしょうが、
マインドのデトックスに何が一番きいているかというと、
「物語」が消える、ということなんです。


……と、書いてみたが。

「初出」のコンセプト提出ですね。

「物語の消失」。

前回のメルマガ(覚えてるかな?)
で、
http://rawbeautyterakoya.seesaa.net/article/417925440.html

人間は、
「価値保存のために作り出したものに、
「塩」「甘味料」「油」「穀物」「発酵」があり、
(あと、書くの忘れちゃったけど、
時代が下ると発酵に「アルコール」も含まれるようになる!)

さらには、それらの価値をいっそう保存、
さらに交換しやすくするために「貨幣」を
使うようになった。

これらは、みな便利で必要なものであるが、
それらがもつうまみ成分を、もっともっとと求める
(=依存症)という副作用がある、

と書きました。

そこまではおわかりいただけたと思うのですが、
実は、「貨幣」の先に、
もっと価値保存できて、もっとうまみが強くて、
場合によっては人に栄養を与えたり
癒したりするけど、副作用として
もっと中毒性が高いものがあるんです。

それが、
「物語」
なんです。


物語は、共鳴する人たちをお客さんにすると
大きな利益をもたらします。

「ブランド・ストーリー」
というやつですね。


「ルイ・ヴィトン」とか「エルメス」って
製品のデザインもあるけど、
ブランド・ストーリーがあることが
品物をどれだけ素敵に見せるかという
典型じゃないでしょうか。


そしてどれだけ莫大な
利益を生み出すか、とも。


インターネットの世界を見ていると、
物販にしろ、情報や教育ビジネスにしろ、
ヒーリング関係にしろ、それはもう、
「物語」だらけ。


単なる「広告」はいらない、と
思っているはずなのに、
人は、そこに「求めている物語」があると
引き寄せられて
ツボに入っちゃう><
(もう逃げられない(怖))
(ちなみに自分に共感しない物語だと
完全スルーできる)


私なんて、7年も前に書いた
たった一つの物語で
まだこうしてやっていけている><

物語の力というのは
かくなるまでに
強いのです。


物語がどう強く、
あるいはどう「中毒」になるかというと、
人は、弱っているときや迷っているときに
「物語」から、
勇気や主人公の具体的な行動を得て
前に進むことができます。

しかし一方で、
その物語があまりに強烈だと、
その物語に行動を制約されてしまうように
なるのです。


『源氏物語』なんか読むと、
「ああ、こういう人いるいる」
と思わされる例がいっぱい出て来ますよね。
まったく典型的、ということもないんだけど、
部分部分で、人は「夕顔」だったり「六条御息所」的
人生を重ねて生きたりします。


それは、「野生」にはないものなので
DNAではないのですが、
人間に「物語の原型(プロトタイプ)」
というものがあって、
そこにすぽっとはまると出てこられなくなっちゃうんですね。


ちなみに、物語を読まなくても
最初からインストールされてたりします。
(幼児期に両親から継いでいるのだろうと思います)
とくに、機能不全家庭に育った
アダルト・チルドレンは、両親から受け継ぐ物語が「激しく」
その物語が心に焼き付いて踏襲されてしまうということが
よくあります。


苦しいときや感情鈍麻を感じるとき(同じか)
私は、ふと、
「あ〜 これ、あの物語の登場人物みたいだな〜」と
思うことがありました。

感情鈍麻しかかっている私
(つまり、霊的に死にかかっている私)は、
物語にのっとられてその物語世界を生きている
自分を、遠くから眺めているような感じが
ときどきありました。


(……わかるだろうか? この感覚が
ちょっと心配になってきた^^;)


たぶん、
私がここで言っている「物語」と
ホ・オポノポノで言っている
「データ」というのは、
かなり近いものなんじゃないかと思います。

自分の自由がきかない感じ。


それが、なくなってきたのです。


一つ一つのアクションを「選択」している
という感覚は非常にあるのだけれど、
そのかわり、「ストーリー」は見えなくなった。


だから、私の行動は一瞬一瞬が「前例なき今」になり、
そのかわり、
他人にわかりやすい「絵」を見せることはできなくなりました。


たとえば、「お金がどんどん引き寄せられてくる」とか
「疎んじる態度をとっていた男性とお別れし、
 とても私を大切にしてくれる男性がやってきた」とか、
そういうストーリーはありません笑


そのかわり、壊滅的にお金に困るわけでもないし、
出会いもデートもすっからかん、というわけでもない。


だからといって、
「平凡」「可もなく不可もなく」
というのでもなくて、
一手一手を行っている感じ。
(「ゲームメイク」って言うのかな?)


ゲルソン・ミールって、
実働が大変で雑念が落ちて行くというのもありますけど、
食事に物語が入り込みにくいのですよね。
人の手で調味をしないし、
調理をするのは「火」や「ジューサー」であって
人間の仕事ではないし、^^;
色も地味。

(なお、マックス・ゲルソン先生の物語は
それなりに秀逸です)


それに、だめ押しのように「ボキャビル」が
加わりました。


ボキャビルほど、「ストーリーが無い個別の単語の羅列」で、
どんなにどんなに読んでも物語はインプットされない。


むしろ、そこに書かれている言葉たちを、
私はこれからどんな文脈で使ってもいいんだなあ、
と思うと、自由感が広がりました。


だから、「物語が消える」というのは
「豊かさ」に入ると思ったのです。


他の人と共通の「物語」を持たないということは
ちょっぴり寂しいことでもあり、
だからこそ、こういうのを「空」の状態というのかなあ、
とも思いました。


先ほど源氏物語を例にあげましたが、
源氏でいうと「雲隠」
つまり、源氏が死んじゃって、だけどそれは
タイトルだけで、ストーリーがない、
あんな感じです。


そうだそうだ、
このメルマガの読者の中にどれだけ
ご存知の方がいるかわからないのですが、
ミルチャ・エリアーデという
ルーマニアの宗教学者がいるのですが、
この方が書いた、『19本の薔薇』という
小説があるんです。
この作品、ストーリーがあるようなないようなで、
映画でいうと、編集のつなぎが悪いフィルムみたいに、
いきなり、前の場面にはなかった薔薇の花束が
次の場面でテーブルに置いてあったりするんですが
それに近いかも。

(ああこうやって、他人と共有体験をしようとすると
「物語」を探してしまう。やっぱり物語って
共有言語として便利なんですね)


ゲルソン・ヒーリングが
あらたな局面に入ってる気がする、っていうのは、
5月23日のメルマガにも書いたんですけど、
毎日、とりあえず様子を見ていました。

今確実に感じているのは、
私の中から物語が消えている、という
不思議な感覚です。


それはずっとそのままかもしれないし、
本当の私の物語が生まれる
前触れなのかもしれません。


そしてね。
ちょっとえらそげに
まとめてみると

共有できる物語を誰とも持たずに生きるということは、
一種の成熟に達したということなのではないかと
思うのです。

だって、共有できないということは
孤独を、しかも選んでそうしてるんだから。
「誰とも違う一歩」を
「ハイっ、私、恐怖を手放すの」とか思わずに笑
勝手に踏み出せちゃうということなんだから。


「私は私の道を生きるの!」とか
宣言する必要もない。
勝手に選んだら、勝手にそうなる。


その繰り返しにより、
「自分」という人間が歩んだ
軌跡ができる。
それは、自分の資産である。


だから、豊かなんだと思うのです。



【本日のまとめ】

「物語」は
「塩」「甘み」「油」「穀物」「発酵」「貨幣」に
次ぐ、6つめの価値保存物質であり、
同時に依存性物質である。


人が入れ替わっていくというのは
往々にしてその人にインストールされている
「物語」が入れ替わるときなのだが、
場合によっては
「物語」というものが消えてしまうこともありえる。


「物語」がない、ということは、
他者との共有を一つ失うことになり、
ある意味では寂しいことである。
しかし同時に、
「物語」に規定されずに自分を決めて行ける
自由な世界でもある。


そして、その自由の積み重ねは
新たな豊かさをもたらし得る。




本日もお読みいただきまして、
ありがとうございました。
次回も楽しみにしてくださったら嬉しいです。



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posted by 石塚とも at 18:22| ロービューティ寺子屋バックナンバー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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