石塚とものロービューティ寺子屋
「どうだ明るくなっただろう」(お金) vol.320
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みなさまこんにちは。
「石塚とものロービューティ寺子屋」は、
「一番大切なことを愛する」読者の皆様に向けて、
今、この時代に学ぶべき価値を発信することを目指しています。
「究極のタカラ=自分との出会い」をご一緒に探求してまいりましょう。
☆★☆ 寺子屋&英語☆★☆
新年予定していた新規クラスの開講は、延期させて
いただくことになりました。
お待ちくださった皆様には申し訳ございません。
再開のとき、ご縁がありましたらお会いいたしましょう。
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vol.315 の
「財布を千円札でいっぱいに」
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が好評だったみたいで、いくつかメールとか
シェアなどいただきました^^
でも、あの号、送り終わってから
「あ〜! 失敗した〜!」
って思ったんです。
「こう書けば良かった」
って思うところがありました。
ので、今日はそれを書きたいと思います。
あの話、
つまり
「私たちが現金経済での経済感覚を鋭くするのは
一万円札ではなく、むしろ千円札である」
(一万円単位の経済は、書類や銀行残高をともなうもので
現金感覚ではむしろ限界がある)」
という主張はよかったと思ってるんですけど。
最後に付け足した一言に、
ぽろっと自分の意識の甘さが出て、
あとで、
「あっ、しまった〜」
と思いました。
それは、どこの部分かというと、
本題とは関係なく最後にちょっと付け足した
オチの部分
>財布の中身を全部一万円にして
>毎回「おつりはいいからとっておきなさい」
>と言える場合をのぞいては(爆)
という3行を失敗した! と思っているんです。
どうしてか?
このメルマガを読んでくださっているみなさま、
この3行を読んで、
この
「おつりはいいからとっておきなさい」
と言った人を、
どんな感じの人だと想像しましたか?
まず、「男でしょうか? 女でしょうか?」
(たぶん、男を想像したのでは?)
「若い人でしょうか、中年でしょうか、年寄りでしょうか?」
(完全にシニアっぽい)
「見た目はどんな感じ?」
(スリムというよりは太りぎみ……往年の田中角栄とか、
人相の悪いカーネル・サンダース?)
「支持政党は?」
(書いてないけど……)
……ようするに、
大正〜昭和時代に描かれた、典型的な
「成金」
みたいのをイメージしませんでした?
ほら、歴史の教科書にのってたあの「絵」みたいな。
料亭で豪遊して、
いざご帰還というときに玄関が暗くて
仲居サンたちが
「暗くてお靴が見つからないわ」と
右往左往していたところ、
懐から取り出した百円札(現在の価値で言うなら百万円ほど)に
さっと火をつけ、
「どうだ明るくなっただろう」
とニコニコ目を細めている姿!
(これ)
http://www.geocities.jp/akarukunatuta/moto.html
(「どうだ明るくなっただろう」で検索すると、
パロディとかフィギュアまでたくさん出ます^^)
……しかしですね。
これではいけなーい!
と、私は思ったのです。
何がいけないのかというと、
「お金持ち」
「チップをはずむ人」
の姿を、
自分の中で、ものすごーく限定しちゃっているからです。
きっと、この瞬間まで、私は
まるで、
「女」だったり
「若」かったり
「ある特定の支持政党」だったりする人は、
チップを出さない、
とイメージしていたような気もするのです。
そして、大事なことは、
日本語で生活するということは、
「おつりはいらないからとっておきなさい」
と上からものを言うことが、
ジェンダーや年齢などをある程度限定してしまうということなんです。
若い女が
「おつりはいらないからとっておきなさい」
と言うことがありえない、とまでは言いませんが、
ほぼないと言っていいでしょう。
私は英語教室で
「日本語という言語を使う以上、
私たちは、『どういう言葉を使うか』で『社会的成分を限定』し
その『限定された社会的成分』が『使う言葉遣い』をまた限定する、
というスパイラルにはまっています。
英語を使うことにより、そこから抜け出すことができるのです」
と、常々言っています。
私が外国語教室を開催している理由は、
まさにそこにあるのです。
でも、日本語だって、言葉に限定されない自由が
まったくないわけじゃないんですよね。
それに、老年の男性だからといって、
必ずしも、こんなに上から目線でものを言わなくちゃ
いけない、ということでもありません。
老若男女、誰であろうと
「(サービスしてくれた方のサービスが良かったので)
おかげで助かりました。
あの、おつりは結構ですので。ほんとうにありがとうございます」
これぐらいが、
適切なんじゃないですかね〜。
上のセリフを読んだら、
どんな人が言っているのか
ずっと幅が広がりますよね。
かなりいろんな人が使えます。
また、
たとえば男性なら、
「おつりはいらないからとっておきなさい」
な男性より、
上みたいな言葉遣いでチップ提案できる人
のほうが、ずっとずっと素敵に見えるのに、
私ったら、どうしちゃってたんだ(笑)
それでも、日本にはそもそもチップという習慣がないから
難しいですよね。
私は、すごい量の荷物とタクシーに乗って、玄関先まで
運んでくださったりすることがあるのですが、
それでも、
女子のわたくしが、それより年配の男性の
タクシー運転手さんには、
「おつりはいいです」とは言いづらい点もがあります。
あちらも、お礼を言われて嬉しいと思ってると思いますが、
それを小銭に換算する、という感覚はないでしょうしね。
フランスなんかだと、スーツケースを運んでもらったら
1個1ユーロってざっくり(かつ不文律)なんだけど機械的に決まっているので
そういうところで気を使わないですむのですが。
たとえば 運賃が20ユーロで、荷物が2個だったら
25 ユーロ渡すと、
もうおつり、出てこなかったりします。
(で、領収書は25ユーロって書いてくれます)
というわけで、
お金持ちというのは、どんな姿をしているか
実際わからないものだし、
日本語は、その「姿」を限定してしまうという
機能を持つ言葉なので、
言葉に対しては、ますます敏感になりたいなと思いました。
それと、日本語が
「感謝」を伝えづらい言葉であるのも、
この、「言葉」が「姿」を限定してしまう、という
特徴のせいのような気がします。
前々回異論を書いたように、
今、日本語で感謝を口にする人は多いのですが、
いざ、本当にそう思っているシーンで
感謝を表しているかというと、
以外と、言葉がジャマをしているように思うのです。
「(サービスしてくれた方のサービスが良かったので)
おかげで助かりました。
あの、おつりは結構ですので。ほんとうにありがとうございます」
こういうシーンで
「ありがとうございます」っていうの、
結構恥ずかしいのではないでしょうか。
私も、「ありがとうございます」じゃなくて、
「とっても助かりました」のほうを
何度も言ってしまいますね。
英語だったら
Thank you .
以外の何ものでもないのにね。
《本日のまとめ》
以前は
「男」は「男」の、
「女」は「女」の
「老年」は「老年」の
「若者」は「若者」の
「経済的状況」や「社会的身分」によっても
それぞれ言葉があった。
(もちろん、地域でもありましたが、
地域は一応、「地域」という「横」で違いがあるものですので
ここでは省きます)
昔は、それを「らしさ」と呼んでいた。
「らしさ」は
「セルフ」が発達していない人でも
アイデンティティを崩壊させず、
スムーズに社会に溶け込める機能を果たしていたが、
反対に、「本当の自分の気持ち?」を自分に
問いかける力を弱めてしまった。
今は、とくに「上下関係」を表す言葉は
自然に崩れて行き、
その代わりに「誰にでも求められる丁寧さ」と
「自分の気持ち」を込めた
言葉を使える人が、素敵な人になりつつある。
そのような言葉を使える人は、
だから、言葉によって、
年齢、性別、経済的状況などが限定されない。
本日もお読みいただきまして、
まことにありがとうございました。
次回も楽しみにしてくださったら
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