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2017年02月03日

エネマと詩人

フランスでたった一週間すごして、
日本に帰って来てから十二週間以上たつのに、
いまだに時差ボケを引きずって、
夜更かしばかりしている。

9980キロの距離に、
身体もだけど、あたまがついていけず、
「もっとこういうふうにできたのに」と
今でも悔やむようなミスをいくつもした。

だから、せめて少しだけでもと
次の機会のために、
一年でわずかの時間のために
そなえてしまっている自分がいる。

というわけで、寝るのが深夜3時頃。
毎夜のエネマを始めるのが1時頃。
そしてそのおともは、
NHKラジオの「ラジオ深夜便」。
ときどき BBC World serviceも聞くけど、
エネマの最中というのは、あまり難しいことは考えられないのだ

ラジオ深夜便は、
漫画家やジャーナリストや、
マスコミの中でも深夜に働く人たちのよきお供で、
私も夜更かし生活のときにはよく聞いた。

今、文字通りのうしみつどきに、
バスルームの洗い場に寝っころがって
ラジオ深夜便を聞くとは思わなかったが、
浴室暖房にぬくぬくさせてもらいながら、
おなかの中に温かい液体をホールドしながら、
「深夜のために」厳選された、
音楽とトークを聞くというのは、
なかなか快適で贅沢な時間なのだった。

一ヶ月前、その出会いは、
当然ながら、偶然にやってきた。
エネマでお尻をつながれてるから、
当然、寝っころがったまま。

工藤直子さん、という詩人。
1935年、81歳。
お茶の水女子大を卒業した後、
大手広告代理店(過労死で話題じゃないほう)で
日本で初の女性コピーライターになったのだという。

コピーライターをしているあいだも、
もっと言葉で自分を表現したくて、
ノートに自分の思いを吐き出していたという。

そして、それがたまったときに
自費出版をしたところから、
詩人としての人生が始まったのだという。

…詩、か。

その週のうちに、私は図書館に行き、
工藤さんの詩集を何冊か読み、
「はっ」と目を開かされる、
他の文芸とは違う、詩、独特の感覚を体験させてもらって、
ついでに、今までもやもやしていたことに対しても
「はっ」と、違うものを見せられる気がした。

その、私を夜更かし生活に導くことになった
フランスでの、今でも忘れられない判断ミス(s, 複数形)は
私を言葉での表現からも遠ざけてしまった。

いっぱいいろいろなものがたまっているのに、
外に出したい、という欲望がしぼんでいる。

…このまま、私、書かなくなっちゃうのかな?
…まあ、しょうがないか、あんまり悔いもないし。

そう思っていたところに差し込んできた気持ち。
「これならいけるかも」。

私がときどき話題にする、人生のインフルエンサー
千葉敦子」は
経済ジャーナリストであると同時に、詩を書くことにも熱心で
学生のときから、詩を何度も投稿して、掲載されていたという。
そして、著書の中で、
アメリカの労働者女性の言葉として、
「私のような、貧しくて、忙しい者にとって、
詩は、もっとも簡単に自分を表現できる芸術なの」
という言葉を紹介していた。

私は貧しいかどうかはわからないが、
忙しいことは、たぶん間違いなく忙しい。
忙しいということは、どこかで貧しいということなんだと思う。

でも、これなら、私にもできるかも。
私のためのものでもあるかも。

何より、素晴らしいのは、
「詩」というのは、
書くことが、
全部ほんとうのことじゃなくても、かまわないのだ!

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トイレマットを赤にすると、
むつみごとのときの感度が良くなる、と言われました。
ほんとかな?

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自分の中に地軸がふたつある気がする。
posted by 石塚とも at 23:24| poem 2017 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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