もう一度食べもののことを書くことは思っていなかった...
なぜなら、自分が「食」に対してかかえている問題で、もはやどうにもならないとあきらめていたから。それだけいろいろ探したし、いろいろな人に意見も尋ねたし、そしてどこにも納得できる回答がなかった。自分なりに(根性で)がんばって、うまくいかなかったら(=食が乱れてしまったら)適当にごまかしてずるずるやっていくしかないのだろうなあ、と思っていた。
そうこうしているうちに、昨年の11月に、子宮ガン癌検査で2回目のLSIL(旧クラス3A,)という結果が出ました。ガンじゃないけど、ヒトパピローマウィルスに感染しているという状態。2013年の11月に1回目のLSIL判定だったときは「誤診じゃないの?」と思ってたものが、どうやらそうじゃないのかもしれない、とも思いました。しかもさらにびっくりの話を聞かされることになり……。
一方、昨年の暮れにビオセボンができたことがきっかけなのですが、「もしや?」と思って思うところのミールを作って食べてみました。
すると、あらま、なんと不思議な。食に関してほんとに自分が長いこと悩まされていたことが、起こらなくなったのです。おそらく、離乳食を終えて固形食を食べるようになってから、ず〜っと悩まされていたこと。
「それはなんなんだ?」って中身を書かないのは変かもしれませんが、逆に、自分が何を食べたか、その食事がどういう人にも同じ効果をもたらすと考えられるかを書きますね。そうすればそれが自分の問題点を書くことになるからです。
まずは、Tomo's perfect meal のお写真。
2/4 東京バージョン。
サラダ>ふつうのレタス、ルッコラ
加熱野菜はほうれんそう、だいこん、いんげん、じゃがいも、キヌア。
ガチンコビオセボンの記事でもアップしましたが、この野菜が秘密かもしれないと思い始める。
2/19 メルボルンバージョン。
サラダ>ロメインレタス。
加熱野菜>ほうれんそう、いんげん、スナップえんどう、だいこん、かぶ、じゃがいも、キヌア、バミセリ状に折ったそば。
もしかしたら……
ある法則を発見し始める。
とくにこのリゾットのようなものを食べると
とにかく食べている最中の快感がすごい。
身体の中の体液が三倍速で回りだす感じ。
食べながら、身体のこりがとれていくのが分かる。
ピンクの本の最初の方で
「身体のなかで何かがごうごうと音を立てて回る音が聞こえる」
と書いたけれど、
さらにそれの二倍速、ぐらい。
メルボルン滞在の間に
このあたりの野菜にも秘密がありそうだと感じ、
もはや間違いない、ということで
大量投入。
東京でも実験継続。
空港でもお弁当。
3/1 パリバージョン。
加熱はボックチョイ、ズッキーニ、グリーンアスパラガス、キヌア。
前の二都市より大量に生野菜を増やしている。
エンダイブ、フリルレタス、クレソン、ああっ!春の祭典グリーン・アスパラガス。
そうだわたし、ローフーディストだったんだ。
パリに到着するなり買った野菜を並べてみた。
在庫の問題でなかったものもあるけど、「ある法則」にはあきらかにかなってる。
この食事が参考になりそうな人は……
・たくさん食べてもすぐにおなかがすいてしまう人。
・体脂肪率が高いのに、脂肪が活動エネルギーとしてうまく使えていない(すぐに疲れたり、病気になったり、肌が乾燥したりする)、という人。
・甘いものや嗜好品などに手を出すことが多い、でも、「自分が本当にほしいもの」「おいしく感じる」とは思えていない人。
・おなかがすいて集中力に影響するぐらいなのに、「低血糖」「栄養不足」のフィルターにはひっかからなかった人。
・婦人科系の疾患がある人、もしくはリスクが高い人。
↑つまり、上のような問題に、効果をもたらすだろう、
と思われる食事なわけです。
大切な発見には時間がかかる。掘る場所掘る場所いつも宝物にあたる、というわけにはいきません(以前、そういう考古学者がいたけど、ねつ造だったんですよね)。
だけどあきらめないで、探し続けた。
「執念」という言葉、最近あまり使わないけど(最近は、頑張りすぎると引き寄せられない、というのが流行りらしい)。
私は「執念」という言葉が似合うし、結構好きだ。
2017年03月02日
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(2022/12/16更新)