1度目のときは、自分で気がつく前に、カード会社の人が気がついて連絡があってわかる、という感じだったので(「一応確認ですが、○月○日に大口のお買い物されてませんよね」と聞かれた)なんの不安もなく収束したのだが、今回は、昨日(3月11日)明細確認のためにログインしてみたら、身に覚えのない現金引出記録があるではないか。4日前の3月7日。それも1日4回も。。。

そして合計で1,200ドルって!!
青くなりかかりましたが、この明細、落ち着いて見たら、おかしいところがいろいろある
まず、クレジットカードで現金を引出した場合、引出した端末の場所や銀行名が明細に上がってくるのですが、何も書いてない(サイバー犯罪だからないのだろう)
それから、クレジットカードで現金を引き出すというのは、一時的にカード会社からお金を借りることですから、通常、引出した瞬間、自動的に次回引落し日までの金利も明細に上がるのですが、それがない。
そして、この現金、米ドルで引き出されてる(私は今オーストラリアにいる)。
盗難デスクに電話してカードを止めたときには「海外で不正使用された場合調査に1ヶ月ぐらいかかります。カード再発行手数料も現状はお客様のご負担になります」と言われてうまくしゃべれないほど動揺してたのだが、担当者からの電話を待つ一晩のあいだに、「これは絶対に不正使用として処理してもらえるはずだ」と落ち着いた。
そして、翌日の月曜日に担当者から電話をもらって、そのときにはすでに「ハワイで不正使用されたようです。全額保険の対象になります。カード再発行手数料もこちらで負担します」と結果が出ていた。
これで、ちょっと「何事もなかったように処理する力」がついたかな? と思った。
動揺していたときは、誰かに泣きつきたかったけど、冷静に考えて、一晩待てたから。
1200ドルという金額は少なくないが、それ以外に、自分が「被害者としてターゲットにされた」という気持ちはダメージを与える。でもそれにも「たまたまであって私に落ち度があったわけじゃないし」と思えたから。
こういう犯罪に対して、防ぎようがあるかというと、ないのだと思う。
私は普段どおりに使っていただけだし、どうも今回の犯罪、私がどうかされたんじゃなくて、カード会社のデータにアクセスされたのだと思われる(任意に選ばれた私の番号が不正使用の対象になってしまった)。
それでも、気をつけましょ。
先程テレビのニュース番組をつけたら(BBCワールド)、これほど日本のことをニュースで長く見るのは初めてだったので驚いた。
東京の特派員が出てきて、日本で報道されている内容に加えて、小学校の名前の意味まで説明していた。