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スーツケース(中型、80Lぐらいです)2つ、っていうのが定番なんですが、今回は入りきらなくて、3つめのミニを用意しても重くなるだけなので、スポーツバッグに詰めてぐるぐる巻きサービスに頼みました。
羽田空港の国際線ロビーでは、手荷物預かりのカウンターにあります。最大の大きさでも2000円で、これは1000円ですみました。
柔らかいバッグなのですごく小さくなりました。預け荷物って意外とこれでいいのかも。
フランス大好き、に見えていると思われますが、最近の私は、実は、フランスに行く時、空港や飛行機の中でちょっと泣きます。
帰り、じゃなくて行きに泣いてるの。
心細いのです。
つまりそれは、バカンスや物見遊山で行くのではないからだと思います。
生活しに行くから。不安がないということはない。
エールフランスのパリ行きとカンタス航空のシドニー行きは出発時間が1時間しか違わなく、しかも隣のカウンターで受付してるんだけど、このカンタス航空の看板を見ると、「行き先変更するから、そっちに乗せて!」って言いたくなります。もう締め切っちゃってガラガラだと、なんだかよけいに切なくなる。
…
と、最後は身の回りの荷物をショッピングバッグに投げ込んですっとこどっこいで出国する私だけど、
早朝の空港のひんやり冷たい空気を吸うととたんにシャキッとし、(ボーッとしてるとスリに狙われる)
市中に携帯電話会社のストアははいくつもあるのですが、最近はど真ん中のオペラ座まで出かけて行く。
何度か試して、このストアがダントツ旅行者慣れしていて、間違いが少ない(他のお店で開通するまで5回通った)とわかったので。


ネットで探したアパートにチェックイン
すんごく素敵でで使いやすくて広くて明るくて、
しかしこんなにきれいに見えるのに床が埃だらけで(写真撮ったんだけど美しくないので省略しました)掃除に1日かかったり、

携帯会社の帰り、こんなサラダをランチにさらっと食べられる生活はいいなとしみじみ思ったり、
新しいオーブンでさっそく作った野菜のグリルを、一口口に入れたら身体が思わず踊りだしちゃうほどおいしかったり、

初めて郵便局で書留郵便を出したり、(移民局に書類を提出します。局員の女性が尽きっきりでサポートしてくれて任務完遂。助かった)

その帰りにこんなジュースとサラダが食べられるのはやっぱりいいなと思ったり、

人付き合い悪く黙々と仕事を始める、はずが、さっそくパーティにお招きされてしまったり、
そのパーティに持って行くためにgoogle で調べて近所に★5つがたくさんついてる花屋さんを発見し、オーダーしたらそれはそれはすばらしいセンスだったり、
窓から見えるごくごく普通の風景がきれいだなと思ったり、
一歩一歩踏みしめ、一呼吸一呼吸鼻と口に空気が入ってくるたびにこりゃーすごいわ、と思って、誕生日の夜の出国から96時間がすぎました。

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