ドクター・ブロナーのソープ(英語圏では「カスティーユ・ソープ」って言うとすぐにわかるらしい。そう書いてありますね。昔のスペイン(カスティリヤ)で王族たちに愛されていた高級石けんというので名付けられたんだそうですが、「マジック・ソープ」ってホグワーツ魔法学校で使われてるみたいで、本来のニュアンスはロスト・イン・トランスレーションな感じがする……)
最近の私は、海外に来ると、スーパーの掃除用品売り場に立ち尽くしてしまうことが多くなっています。食料品はあらかた見ちゃったしね。
ほうきとかモップとか、ほんと〜〜に使いやすそう、これでお掃除したら楽しそう、と思うものがたくさんあります(またいつか紹介するかも)
でも、洗剤は、いくつか試してみたのですがダメでした。「エコ洗剤でもにおいがきつくなってきた」、というのは前の投稿でも書きましたが、iherb でまとめ買いした有名エコ洗剤メーカーのトイレ洗剤や生徒さんがいた頃揃えたハンドソープも、最後は生徒さんや、近所の通っていた整体治療院にあげてきてしまいました。
シャンプーの件でドクター・ブロナーのソープへの見方が変わった私は、ネットでいろいろ調べてみました。
それで初めて、ドクター・ブロナーのソープは、文字通り「オールインワン」、すなわち、顔、身体、髪から家の中の掃除、さらには衣類の洗濯までできる、ということを知りました。
使ったことがある方はご存知かと思いますが、ドクター・ブロナーのソープはめちゃめちゃいいにおいです。それは、香料にほんものの精油を使っているからです。
季節や気分によって使い分けたいのでたくさん持っているというユーザーもいますが(その気持ちはわかりますが)、私は、ゲルソン療法で禁止されていない香りだということもあって、ペパーミント1本だけです。
そのペパーミントのソープで家を掃除したらどうなるか。
香りはいいとして、洗浄力はちゃんとあるのだろうか?
ちょうど、引越を控えて、うちの家具に実験にぴったりの汚れを発見したので、試してみた。
結論から言うと、見事にきれいになった!
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これは、イケアの定番的シリーズの「BESTA (ベストー)という収納家具の上に、そこをメイクの場所にしていたのでだんだんミネラルファンでの粉がしみついてきちゃってたんですけど……。
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ソープを薄めた液(泡にならないので事前にボトルを振っておきます)をディスペンサーをつかってかけて、30秒も待たないでふいた状態です。
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きれいに落ちた!
よーし、家の中もこれでいけそう♪
今、家の中の掃除は、
・重曹水スプレー
・セスキ酸ソーダ水スプレー
・クエン酸水スプレー
・ドクター・ブロナーの希釈液
この4本を用意しておいて、ほぼこれでまかなえています、っていうか、ドクター・ブロナーの石けん希釈液もほとんど使わない。上記3本ですんじゃってます。
メルマガに書こうとして原稿が止まっているのですが(もうすぐ発行しますので待ってて〜)、私は重曹の粉とクエン酸の粉とミニ・スプレーは海外に行くときもスーツケースに入っていて、民泊(エア・ビエヌビー)に泊まったときもキッチンの掃除はそれでします。他人様のキッチンの掃除はさらにきれいにしておきたいし、まめに掃除するならにおいがない方がやる気になる。民泊のお宅はそこに洗剤はほぼ100%備え付けられていますが、最初の頃はめずらしくて使ってみましたが、今はもうこんなもんかとわかったので全部持ち込みの液体で掃除します。
このラインナップにしてみて、私がつい掃除を先延ばしにしがちだったのは、つまりは洗剤のにおいをかぎたくなくて1日延ばしにしちゃってるんだってことがよくわかりました。
上の3本は香りはないし、スプレーですから、しゅっしゅしていけばいいだけなので扱いもとてもラク。
重曹水は油の汚れもとりますよね。
あとは、身体と顔と洗濯ですね。
次回投稿に続きます。