石塚とものロービューティ寺子屋
「『昨日の私』にうらやましがられる」(最終回) vol.346
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みなさまこんにちは。
「石塚とものロービューティ寺子屋」は、
「一番大切なことを愛する」読者の皆様に向けて、
今、この時代に学ぶべき価値を発信することを目指しています。
「究極のタカラ=自分との出会い」をご一緒に探求してまいりましょう。
長年ご愛読いただきました「ロービューティ寺子屋」
今回がいよいよ最終回となりました。
ご愛読いただきまして、まことにありがとうございました。
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今号のお題
☆★☆ 「『昨日の私』にうらやましがられる」(最終回) vol.346 ☆★☆
2011年から7年に渡って
(最後の2年はだいぶ更新がゆっくりになってしまいましたが)
お楽しみいただきました石塚とものロービューティ寺子屋、
いよいよ今回が最終回となります。
最終回にあたって
最初にこのメルマガを始めよう! と思ったときのことを
思い出しました。
あの頃の私は、とにかく
「日本の女子の『底上げ』をしなきゃ!」
って、猪突猛進に思ってたな〜〜。
有料寺子屋をやっていた時期もあるのでお金もいただきましたが、
そんなんじゃ「教育」をするのは間に合わない、
できる限りは多くの人に、経済的負担なく来てもらいたい!
って、役所でもないのに「公教育」のつもりでいました。
不遜だったかもしれないけど、
昔の、津田梅子とか、新渡戸稲造とか、そんなつもりだったかも。
今、日本の女性は底が上がったのか?
「底」が上がるというのは、
「サバイバル・スキル」がより身に付いたのか?
ということなんだけど、どうでしょう?
その答えは容易に出ないだろうけど、
でも、「広くあまねく誰にでも」という内容は、
一応語り終えたんじゃないかなあ、と思っています。
そして、「サバイバル・スキル」というのは、
「あなたという一個人」がサバイバルするのだから、
「あなたとは、何者?」というのが自分でわかってないと、
サバイバルもできやしない。
反対に、「私とは、こういう者」というのがわかれば、
そのあとどういう方向に進みたいか、何を得たいかは
千差万別になってくるので、
それはもうそれぞれに探してもらった方がいいんじゃないかと思います。
それで、「あなたとは、何者?」というのがわかるというのは、
もう他人と比べなくていいので、
(自分を映し出す鏡として他人は必要だと思いますけど)
「他の人はこうだけど、私は……」
とは思わなくていい。
その代りといってはなんですが、
「昔の私」「あの頃の私」よりも
できることが増えている自分になりたいなと思っています。
ちょっと思い出すのですが、
私が一番嫉妬深かった頃というのは、
大学2年生頃じゃないかと思います。
あの頃の私は、うらやましいものがありすぎた!
「羨望」という感情を超えて、やっぱりあれは「嫉妬」だな〜。
自分より勉強ができる人、
自分より集中力がある人、
自分より語学ができる人、
自分と違って留学や海外生活経験がある人、
自分と違って将来の夢や戦略をしっかりたててる人、
自分と違って人生をのんびり楽しめる人、
自分よりきれいだと思う人、
自分より脚が長い人(!)
自分と違って心から大好きな恋人を持ってる人
(自分はなし崩しにノーと言えないままにサークルの先輩とつきあってた)
自分を邪魔しない家族を持っている人、
健康な親を持っている人(母親が闘病中だった)
大学祭なんかで実行委員をやったりして活躍しちゃう人
すでにお金を稼ぐ手段を持っている人
(モデルをやっている学友は美しさというよりその点からうらやましかった。
学生ライターをやっている人たちもうらやましかった)
どんどん服が買える人(あの頃、服はほんとうに高かった!)
学生のうちから作家としてデビューしてる人
(吉本ばななさんや鷺沢萠さんが華々しくデビューした時代だった)
のびのびと遊んでいる妹や弟
ああっ、出てくる出てくる!
ずぶずぶと燃え上がるうらやみ、ではなくねたみの炎〜〜〜。
で、「自己啓発」という言葉もなかったあの頃から、
それでもなけなしの自尊心を鼓舞して思ってた。
「うらやましいと思うぐらいなら、自分が、それ、できるようになろうよ」
って。
ローフードにたどり着いたのも、
地球の環境とか平和とか薬に頼らない医療とか、
そういうの、全然考えてなかった。。。
ただだただ「私、もてなきゃ!」って思ってた(笑)
つまり、世界とか地球のこと言う前に、
自分の中の「恨み」みたいのを処理しないと、
それこそその感情が流れ出て世界を毒しそうだった。
そんなふうに思ったのが、大学を出て二十年以上もたった、
今から十二年前のこと。
でも、一応、
「きれいになりたいけど不健康なやり方はいやだ」
(命縮めたくない)
という願望はあって、それでローフードにたどりついた。
実はあの頃は本当に体調が悪く、ガンに罹患する直前の母親の
体調にそっくりで、すごい危機感だった。
あ、「もてたい!」というのは、
「男性にちやほやされたい!」という
願望のことです(最近やっと気づきました)
そりゃちょっといらんな〜、と、最近悟って、その
願望はついにあちらの岸に渡っていかれました。
(振り返ってみると、「ちやほや」が何をさすのか、
イマイチよくわからない願望だった)
というわけで、山ほどある羨望を、
ひとつひとつ、つぶして、
三十年かかって今があるなあ、と思います。
今、「羨ましい」と思うもの、人は、ほとんどない。
そんな私を、三十年前の私が見たら、どう思うだろう?
嫉妬、はしないかも(笑)
なぜなら、今の私は、あの頃の私が恃みにしていた「若さ」という
アドバンテージを失っているから。
もう、「早熟の天才作家」と呼ばれる可能性はありません(笑)
三年ぐらい前の私の方が、今の私をうらやましがるかも。
今の私もあの頃と同じくらい忙しいけど、時間に対して効率の悪いことは
ずいぶんカットできているから。
それを土台にして、海外生活ができるようになっている。
(海外生活したいという動機づけがあるからカットできたのか、
カットしたから海外生活が開けたのか、は、鶏と卵かも)
「明日の私は、昨日の私にうらやましがられるようになろう」って
毎日思い始めたのは、ちょうどその頃ぐらいからかな。
そのころからブログやメルマガの更新頻度が落ちていった気がするけど。
それは水面下でいろいろ仕込むことも多かったためで、
「いつか積極的に書けるために、まずこっちをやんなきゃ」って
思うことを優先して片付けていきました。
一時は更新頻度が半年に一度になってしまったこのメルマガも、
前号から今号の配信感覚が二週間ですから
少しずつ復活して来ていると思います。
あと、私は、初志貫徹というか執念がすごく強くて、
「やろう」と思ったらどんなに間があいても挫折しちゃうことは少なくて、
だからこのメルマガも完結させられた気がします。
(通信教育を一年間やり遂げちゃうタイプ)。
寺子屋メルマガ終了させたら、次は、こちらも放置になっている
英語メルマガを書きたいと思っています。
私は、家の片付けをしていて、
「いつか使う、と思ってとっておくものが多いのですが、
そのかなりを本当にいつか使っています。
それは本当は「いつか」という漠然としたイメージではなく、
「こういう人生の節目が来たら使おう」とか
「どこに行ったときに使おう」とか、
「いつか」ではなくて「いつ」が明確に規定されているので
そうなるのだと思います。
明日の私、
来月の私、
来年の私は、
どんなふうになっていたら、
今の私がうらやましがるだろうか?
そんなふうに考えて生きていたいですが、
実はその答えは決まっていて、
私がうらやましいと思えるのは、明日も、明後日も、来年も、
「もっと書ける」生活です!
前回のメルマガで「パリに長期アパートを借りた」と書きましたが、
実はこれを書いている今現在は日本にいて、
意外と「書きやすい生活」のできる場所を日本で発見することになり
来年もフランスの滞在許可証を更新するかが微妙になってきました。。
「パリに住んでま〜す」っていう方がカッコいいけど、
それに東京よりは「書きやすい」のは確かなんだけど、
さらに上があったら、計画はすっぱり考えが変わるものなんです。
「もっと書きたい」と望んでいる多くの作家が、
まず、1日の仕事を終えて、机の上を片付けてその前に座ったときには、
力つきて突っ伏して寝てしまう、ということを繰り返して
人生の大部分を、ときには最後まで終えてしまう、
そのことを、私は知っています。
私もその一人にすぎないけど、
でも、一文字ぐらいは書き出せるかも、と、
メルマガ最終回までたどりついた今としては思います。
でも、これを読んでいるあなたが、私と同じように「書きたい生活」したい
わけじゃないじゃない?
だから、そこから先は、
お互いに、「自分がやりたいこと、やりやすい生活」を
見つけていくしかない。
ところで、前回、vol.345 「ふところ」のメルマガを配信した後、
以前、私の寺子屋セミナーを受けてくださった生徒さんから
感想のメッセージをいただきまして、
そこに書いてあったことは二つで、
「うらやましい」
「今の生活はどのようにして作り上げたのか」
この二つでした。
そうか、「うらやましがられること」について書こうとしたら、
さっそく「うらやましい」というメールが来たか〜
と、ちょっと技がうまくかかった気分でした(笑)
そういえば、「パリにアパートを借りて、住み始めた」
と言ったら、かなりの確率で言われた反応のことばが
「うらやましい〜」でした。
別にその人達の全員が本当にパリに住みたい、というわけではないだろう、と
思うけれど、言われている側から見ると、決まり文句的に
そう返すことになってる、という不文律があるんじゃないか、
と思うほどの確率でした。
たぶんそれは、
「結婚しました」と言ったら「お子さんの予定は?」
と質問されるぐらいの、何も考えてない(だからこそちょっとやっかいな)
決まり文句なんじゃないかと思う。
「お子さんは?」とか「うらやましい」とか、
言う方は一回ずつだけど、言われるには結構累積するのよね。
で、お子さんのほうはよくわからないけど
「パリに住んでます」と言ったときに「うらやましい〜」と何気なく言った人は
パリに住みたいわけじゃない、なのに「うらやましい」のココロはいったい
何かというと
「自由に動ける」
「実行するだけの経済力がある(マストじゃないけどね)」
「誰かに依存してない」
「海外でサバイバルできる程度には語学力がある」
「新しいことを体験している」
外国に居をかまえる、ということは、それらのことを象徴しているのではないか。
で、その質問をしてくれた人に答えると、
この方は、
「うらやましい」のあとに
「いったいどうしたら?」
をつけていて、
私はポイントはそこだと思います。
まず、「うらやましい」と思えることって
手の届かないことじゃなくて、自分もできるはずなのに、
なんらかの理由で制限がかかっている、ことだと思う。
本当に自分と縁がないことだったら「うらやましい」という気持ちは
出てこないんじゃないかな。
その「制限」というのは、
自分でかけてしまっている場合と
自分じゃないものがかけている(つまり妨害されている)場合の
の両方ありえる。
世の中は、「すべてのネガティブは自分の心が作り出している」流行りだけど、
私はどっちかというと、
「自分の努力不足のせいだと思ってたら実は他者から妨害されてる」
ことに気づいてない可能性の方を指摘しておきたい。
この状態だと、本来怒りを向けるべき相手が見えなくされている
(=文字通り黒幕化!)ということだから、
怒りのエネルギーがエネルギーが別の他者への嫉妬になりやすい。
そして。
「いったいどうしたら?」と考え始められるということは、
その「うらやましい」というくすぶっている炎みたいな感情を
完全燃焼の透明な炎に変えられる酸素を吹きかける
ようなものじゃないかと思う。
「どうしたら?」と考え続けているかぎり
挫折は無い、ゴールに到達しなくても前進はし続けていられる。
そして、「どうしたら?」の
答えは、やっぱりひとりひとり、違う。
だから、ここからはみんなそれぞれの道に行こうよ、
っていう結論にやっぱりつながる(笑)
(あ、でもこの方法論は、たぶんあとで有料版で書きます。
宣伝で引っ張るっぽいけど、その計画はあります)
そろそろ話が繰り返しになってきたから終わます(笑)
おしまい!
【本日のまとめ】
「自分」を探すのだから、他人と比べる必要はないけど、
今、自分でないものや人を羨望する気持ちがあるなら、
「うらやましがらなくていい自分」を一歩ずつ目指したい。
「いったいどうしたら?」という問いは、
現状の、何かを羨望するが出口がないように感じている閉塞感から
希望を実現化にもっていくための風穴をあける役目をしてくれる。
本日も、そして最終回までお読みいただきまして、
まことにありがとうございました。
今後の活動にも注目していただけたら
とても嬉しいです。
「みんなにも知ってほしい」と思うことは、
どうぞシェアで広めてください。
ご意見、ご要望、石塚ともに聞いてみたいご質問を遠慮無くお寄せください。
お名前、メルアドは残す必要ありません。
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一ヶ所に集まってしまう仕組みになっているので
「メルマガの何号感想」というふうに書いていただけると嬉しいです。
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(もうすぐ再開できそうです……
といいながら止まってしまってごめんなさい)
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発行人 石塚とも
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