2022年7月3日配信分の転載です。
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今回の記事が役立ちそうな方は、
・夏の暑いときにおいしいものについて知りたい方
・海外のおいしい食べものについて興味がある方
・おいしいフランス料理のコツを知りたい方
などです。
暑い暑い昨今の日本…。
わたしは何を食べていいかわからなくなり、
お取り寄せのマンゴーを箱買いして食べています。
先日ある素敵な場所にお招きいただき、「宮崎産のマンゴー」「台湾産マンゴー」の
おもてなしに預かったのですが、
どちらも甘く、今食べている「タイ産マンゴー」が甘酸っぱくて好みです。
それと、暑いときは、香味野菜がおいしく感じますが、
日本では、スープを作る際にいちいちセロリやパセリを入れたりしないので、
これらの野菜も日本で高いですね。
みょうがとか青じそとか和野菜も安くないけど。
パセリは、日本で売っている普通のパセリ、イタリアンパセリとも
しっかり重みのある1束が、パリ市内で1.3ユーロ、オーガニックだと2ユーロ
セロリは、1本が20 セントぐらい。
いつも使う野菜だから安いのです。
あ、パクチーもパセリと同じぐらいの値段で売っていますので、
パクチー好きの人は何でも山盛りのっけて食べられます。
そして、いっつも満足できないででいる日本の果物の「すっぱくなさ」。
スーパーの果物売り場には、「糖度○○」と言ったように甘さの表示がありますが、
「酸度○○」とは出ていない。
甘けりゃいいってもんじゃないと思うんだけど。
甘さと酸っぱさのバランスが良くて、はじめて果物のおいしさになると
思うんだけど、みんな、そう思ってないのかな?
東京での住居の近くの高級スーパーで
「国産マンゴー3800円」「種無しピオニー2800円」「種無しシャインマスカット4900円」
などを売り始めましたが、高くてもおいしいと感じられるなら買いますが、
それだけ払っても満足感が得られないと思うのでスルーしています。
日本で果物がどうしてこんなに高いかというと、
日本食では「デザート」として果物を食べる習慣がなかったので
消費量が少なかったのと(「おやつ」としてなら食べました)
「贈答用果物」というジャンルがあるからのようです。
この「贈答用果物」というジャンルは、
明治期に入ってきた果物は輸入品=すべて希少品、高級品でしたから
自然と贈答品になっちゃったのだと思います。
日本初の輸入果物店の千疋屋の創業は1834年(天保5年)
万惣フルーツパーラーで知られた(現在は閉店)万惣商事の創業は1846年(弘化3年)
少し遅れて新宿高野の創業が1885年(明治18年)だそうです。
日本の高価な果物は、文明開化の音がするのです。
さて、文明開化の音がしない、日本に昔からあるけど高価な果物、それは「桃」。
桃太郎で有名な桃ですが、
『古事記』の国作りの物語では、
黄泉の国に妻を探しに行ったイザナギノミコトが鬼に変わってしまった妻・イザナミに
追っかけられて、投げつけることで鬼を追い払ったり、
中国では孫悟空が食べていたり、
魔除けや不老長寿の効能があると言われる桃ですが、
現在の桃は、中国原産でヨーロッパに伝わった桃が、
明治時代に日本にも西から伝わってきた、やっぱり文明開化な
果物なのでした。
そして、この「桃」が、フランス(ヨーロッパ全土?)では安くておいしい。
甘くて酸っぱい。
桃って、日本でも岡山県とか山梨県とか雨の少ないところで
採れますから、乾燥したヨーロッパの気候はおいしい桃の栽培に向いてるのかも。
そして、桃、やすいのです!
個人の青果店で1キロ5ユーロ(約700円)、
大手スーパーでは、1キロ2ユーロ(300円)を切ります。
参考(消えちゃうかも) https://www.carrefour.fr/p/peches-chair-jaune-vrac-3000000034613
1個じゃなくてキロ単位なので、この値段で3個ぐらい買えちゃうのです。
種類も、白桃、黄桃、ネクタリン(皮がつるんとしている)の白、黄色、
それから、「ペッシュ・プラット」日本名で「蟠桃(ばんとう)」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%88%E3%82%A6
というのですが、まんまるでなく、つぶれた形の桃があります。
これらのどれも、上の値段で買えます。
そりゃ、食べますって。
わたしは海外では、日本で食べられない順、日本と価格差が大きい順に
果物と野菜を食べてしまいます。
せこいですが正直な心に従うとそうなります。
もうすぐ孫悟空なみに桃が食べられる日を楽しみにしています…。
今回のお話は、ここでおしまいです。
ご愛読いただきまして、まことにありがとうございました。
次回も楽しみにしていただけるように、頑張ります!
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