2022年11月05日配信分の転載です。
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フランスに来ています。
日本を出てくるとき、実はちょっとウツでした。
もうちょっと長く日本にいて、やりたい仕事もあったのですが、
日本の官公庁では考えられないフランスのお役所の都合で、
早くこちらに戻らざるをえないと判断したからです。
いや〜どれぐらいテキトーかというと、
滞在許可証(日本の「外国人登録証」にあたるもの)
が期限切れになっても、数ヶ月ほっておかれるらしい…。
そのあいだに、失業したら失業保険がサスペンドになるそうです。
交通違反でもしようものなら…oh, 考えたくない!
しかし…落ち着いて自分と周囲を見回してみると、
今いるところは、子どもの頃からの夢だった
どうやら「理想の仕事と勉強部屋」かもしれない、と
日を追うごとに思ってきます。
しかも、到着直後は暖かった気候も次第に寒くなり、
冬野菜がおいしくなってきました!(結局それかい^^;)
そして、
・冬のフランス料理
・かんたん(本当に本当にカンタン)
・おいしい
・見場もよい
・いかにもフランス料理っぽい
・さらにいえば、ビーガン
・無脂無塩(塩味はお好みでどうぞ)
といったらこれなんです。
ピュレ・スープ。
英語でも簡単な夕食のことを「サパー」と言いますが、
フランス語でも動詞「souper (スペー)」は
軽い夕食、もしくは夜食をとる、という意味です。
(dîner ディネ、という単語もあります。「晩餐」はこちら)
もともとフランスでは、一日のうちでいちばんボリュームのあるのは
昼食(déjeuner デジュネ、ちなみに英語のbreakfast と同じで
断食をやぶる、という意味)で、
重たいランチをとったら夕食は軽く、というわけで、
ピュレ・スープ、サラダ、チーズ、もっと重くしたい場合はメインにオムレツ、
こんなのが一般的でした。
しかし、このスープ、サラダ、パン、ちょっとのチーズ…
食事って、これでじゅうぶんではないか?
そして、スープのバリエーションが本当にすごい。
スーパーに行くと、牛乳と同じようなロングライフパックに入った
スープをたくさん売っていますし、
オーガニックショップでは瓶入りのものを売っています。
こんなふうに、一人用のパックにはいったものもあります。
https://cuisine.journaldesfemmes.fr/gastronomie/2431890-les-coups-de-coeur-food-de-la-redaction/2434309-les-soupes-individuelles-de-monoprix
日本と同じようにカップ・スープもあるし、
日本ではほとんど消えてしまったクノールの粉末もまだ健在です。
あと、ミゾ・スープ(フランス語は母音で挟まれたsはz発音になるので、
日本文化通の人以外はミソ・スープと発音しない)
も大人気で、必ずスーパーにあります。
夏には、出来合いのガスパチョも冷蔵コーナーに並びます。
そして、日本でも最近いくつかのメーカーが出してますが、
「スープ・メーカー」は、ほぼすべての調理家電メーカーが出しています。
こちらのは当然どの製品の底にも刃がついていて、
がーっとやると、ピュレ・スープができちゃうわけです。
このスープメーカーは、冷たいままの材料で
スムージーを作ることもできます。
わたしは、31号で紹介した、
「ロボ・キュイジヌール」に
https://rawbeauty.seesaa.net/article/491385125.html
スープのおまかせボタンがあるので、
これで作るようになりました。
入れる野菜は、ほんとうに適当、というか、なんでもよい、というか。
レシピ・ブックを見るより、上に紹介したようなスーパーの出来合いの
スープのパッケージを見て、
「なるほど、こういう組み合わせで作ってるのか」と
思って、いろいろ試しています。
たとえば、こちらのメーカーは、オーガニックショップに必ずある
ブランドですが、
「ブロッコリー、にんじん、にら、スカッシュ、オレガノ」ですって。
おいしそう!
https://onl.bz/PW6CHEA
そして、上のロボ・キュイジヌールやスープ・メーカーを使うと、
・野菜を適当に切って入れて
・水を加えて
・蓋を締めて
・スイッチポン
だけで、できちゃうわけです。
ほんとうにほんとうに簡単。
すばらしいのは、完全に目を離しておけるのに一品作れるということです。
だから、仕事しながらのご飯作りに、最高なのです。
そして、こうした「ピュレ・スープ」には、
一般的なレシピでは、ミルクやクリームが入らない。
お友達の家でごちそうになったときも、入ってませんでした。
野菜全般に言えることですが、
ヨーロッパの野菜は、味が濃いですが、水分が少ない。
にんじんはジュースを絞るのに何本も必要だし、
蕪なんて、硬式野球のボールみたいな食感。
だから、「やわらかく煮て、つぶす」とおいしいのです。
最近わたしが作ったスープ。
(インスタに写真あげました)
・かぶ、ポワローねぎ、だけ
https://www.instagram.com/p/CktEbzPNn5U/
.・ブロッコリー、じゃがいも、ポワローねぎ、たまねぎ
https://www.instagram.com/p/CktEvTdNKPi/
・ポワ・カセ、じゃがいも、にんじん、ポワローねぎ、たまねぎ
https://www.instagram.com/p/Ckt2nuQtM8c/
「ポワ・カセ」は、インド料理好きな人は「ダル豆」の名前でおなじみ。
英語では「スプリット・ピー」日本では「ひきわりえんどう」です
日本では「ひきわり」はほぼ見かけず、
まるのままの「えんどう=うぐいす豆」の方が手に入れやすいかも。
そしてこのスープ、味が薄いので(わたしは塩も入れない)
離乳食としても、また、介護食としても最強です。
豆類を入れれば、たんぱく質も強化されます。
もし塩分を足すなら、白みそが合うんじゃないかと勝手に思っています。
とにかく、野菜を切って水と煮て裏ごしするだけですから。
スープ・メーカーがない方は、
じゅうぶん仕事をするスティック・ミキサーは3000円ぐらいからあります。
冬は根菜中心で加熱のスープを作って、
書いてたら夏のガスパチョも食べたくなってきました^^;
今回のお話は、ここでおしまいです。
ご愛読いただきまして、まことにありがとうございました。
次回も楽しみにしていただけるように、
いい記事を書きたいと思います。
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