最新のお知らせ(2025/01/13)updated!
最新の自己紹介記事(2025年版)をnote に書きました。 こちら

書店様各位 読者様より『ローフード・フォー・ビジー・ピープル』のお問い合わせがあった書店様、1冊から卸売いたします。送料は当方もち、振込手数料はご負担いただきますが、各銀行に口座があります。お問い合わせ用メールフォームはこちら


メルマガ『ロービューティジャパンの野菜くだもの通信の配信中です。広告のない独立版になりました。登録ページはこちら

有料記事「あなわたシリーズ」配信中です。


寺子屋メルマガ(配信終了)バックナンバーはこちらから読めます。
英語・寺子屋の新規生徒様募集は当面しませんが、「以前どんなことをしていたのか?」読みたい方はこちらからどうぞ。
寺子屋・受講生様の声
英語教室・受講生様の声

2022年11月26日

「加熱野菜の大量摂取で、脂肪が燃焼する?」 vol.053 (通算404)

こちらの記事は
2022年11月26日配信分の転載です。
メルマガ登録は、このブログの右上のピンクの窓、もしくは
https://www.rawbeautyjapan.com/ml_yasaikudamono/
から、
広告の入らない独立版が登録できます。
楽しみに読んでくださる方はぜひご登録ください。


**************************************************************************

前回53号、前々回52号のメルマガで紹介した
glucose revolution
(邦訳 『人生が変わる 血糖値コントロール大全』
https://amzn.to/3Exv1Vr )

を実践して、衝撃的な効果を実感し、
いろいろ考察しています。

「なんでそんなに一生懸命まじめに食事法を実践するの?」
と聞かれること、ときどきあるのですが、
実は、その最大のモチベーションは「お腹がすかない」
食事を探していることにあるのです。

本当にしょっちゅう(たぶん子どものときから)
「のたうち回るほどお腹がすく」状態を体験しているのですが、
「お腹がすく」ということは、実は「体内の脂肪が燃えていない」
状態なのです。
反対に、食べたものが、エネルギーとして使われずに、
脂肪として溜め込まれてしまう状態。

それは、カロリーのとりすぎのせいではないのです。
というか、順番が逆で、体内に取り込んだエネルギーを使うことができないから、
もっととりたくなり(あるいは「とれば解決する」と思い)
その悪循環を繰り返した結果が「とりすぎ」になるのです。

血糖値スパイクを頻繁に繰り返すと、
グルコースが正しく使われず、体内に溜め込まれてしまうからです。

わたしがローフード100%からスイッチしてゲルソン療法のプロトコルに
のっとった食事法を始めたのは2011年でしたが、
そのときにゲルソン・ミールを続けられたモチベーションが
「おいしい」
ということと
「ゲルソン式に加熱した野菜をとると、満腹感が長続きする」
ということでした。
「おいしい」の方は
「グルメ食としてゲルソン・ミール食べている人に初めて会った」
とトレーナーの人から笑われたり感心されたりしていましたが、
「満腹感が長続きする」ことについては
周囲の人にもあまりシェアしなかったと思います。
それほどにもいつもお腹が空いていることを言うのが
恥ずかしかったんだと思います... 。

でも今、「グルコース・レボリューション」を参考に
血糖値の点から考え直してみると、
加熱野菜をたくさんとるとお腹がすかない理由がよくわかります。

まず、生野菜に比べてたくさん食べられるため、繊維質の大量摂取が
可能になること。
そして、野菜の中に含まれている炭水化物を加熱すると糖になるので、
「適度な糖」をとることができ、満足感&血糖値安定のバランスのよい
糖質摂取になること。
さらにダメ押しとなるのは、血糖値が高くなく安定することによって、
体内の脂肪がグルコースに変わって血液に流れ、エネルギーとして
使われることです。
これが「燃焼」という現象なのです。
燃焼してたら、お腹はすかない。貯蔵エネルギーを燃やして満たされているから。

加熱によってビタミンや酵素は失われますので、
「加熱さえ食べればよい」と言っているのではなく、
生野菜も同様に摂取が大切です。
ただ、生野菜だけだと「おなかを満たす」ほどの繊維と糖質をとることが
できず、ナッツ類をとるか、加熱炭水化物(=穀物)を
とることになります。
ナッツ類には糖が含まれなさすぎるし、
穀物では糖質過剰になり
(上にも書いたように大量糖質摂取は、一時的に満腹感があるが持続しにくい)
長時間の満腹感を得ることができません。
血糖値の乱高下を起こさない体質に生まれた人ならいいですが、
もしそうでなかったとしても、
現代の糖が溢れた世界で食事をしていたら、
だんだんスパイクを起こすようになっても不思議はないのです。

なんかすごくすごく納得がいきました。
自分の身体に何が起こっているのか。
何を必要としていて、どうすればいいのか、
やっとそのキモがわかった気がします。
「空腹」という強烈な体感を伴う体験だったから、
文字通り「身をもって知った」というべきでしょうか。

早速、加熱用の野菜を多めに買ってきました。
大好きな野菜ばかりです。
「ほうれん草」
「ブロッコリー」
「カリフラワー」
「ちりめんキャベツ(chou vert シュー・ヴェール)」
https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/kyabetu-Savoy.htm
「円錐キャベツ(chou pointu シュー・ポワンチュ)」
https://www.oisix.com/ShouhinShousai.ss2-1642_1651.htm
「フェンネル(ういきょう)」
https://delishkitchen.tv/articles/833

大きなサラダの後に、これらの野菜をゲルソン方式で加熱したもの
(少しの水を入れて、ステンレス製の鍋で超弱火で30分加熱する)
をたくさん食べています。
量でいうと、1日に、ほうれん草一把とブロッコリー、カリフラワー、キャベツ類
で1個分食べきる感じ。

たいしたカロリー量じゃないはずなのに、
これで満腹感が持続し、
外出しても家に帰って炊事をしようというエネルギーの余裕があり、
集中力も増すなんて、本当に不思議。
身体も軽くなってきました。

血糖コントロールの話は、また順次書いていきます。
高血糖の方、遺伝的にその傾向がある方、
今まで考えたことなかったけど、午後に集中力が落ちたり
甘いものが食べたくなる方、
過食・暴食しているわけじゃないのに脂肪に変わりやすい方

などには、参考になる部分があるのではないかと思います。


参考書籍は、こちらをどうぞ。
https://amzn.to/3tUbcmk


今回のお話は、ここでおしまいです。
ご愛読いただきまして、まことにありがとうございました。
次回も楽しみにしていただけるように、
いい記事を書きたいと思います。


ロービューティジャパンの野菜くだもの通信
「加熱野菜の大量摂取で、脂肪が燃焼する?」 vol.053 (通算404)

ブログ
http://rawbeautyterakoya.seesaa.net
このメルマガのバック・ナンバー
http://rawbeauty.seesaa.net/category/27696233-1.html

このメルマガの投げ銭ページ
一口100円で、何口でも投げ銭できます。
https://note.com/ishizukatomo_rbj/n/n3328054a5d8f




外国語学習メルマガ「しみこませる英語力」
(独立版できました)
https://www.rawbeautyjapan.com/ml_shimikomaseru/

☆★☆ 英語無料e-bookDLできます ☆★☆
◆『あなたの「日本語」を味方にすれば、 「英語」はもっとラクに伸びる。 』
http://www.rawbeautyjapan.com/ebook/RBJe_reportvol0120120717.pdf


☆★☆ローフード・フォー・ビジー・ピープル☆★☆
ローフードの基本と時間をかけないレシピが学べる古典。
簡単なアボカド・ディップから、三段がさねの「ロー・コテッジ・パイ」まで
1冊に147のレシピを収録のボリュームです。
書籍
http://goo.gl/31fdYv
DVD
http://goo.gl/vefC7g


☆★☆ローフード わたしをきれいにした不思議な食べもの☆★☆
今でも愛読してくださる方がいる、通称「ピンクの本」。
生の野菜と果物をたくさん食べる価値をお伝えしました。
http://goo.gl/jcnftQ


登録・解除フォーム
(まぐまぐ版)
http://www.mag2.com/m/0001243615.html
独立版
https://www.rawbeautyjapan.com/ml_yasaikudamono/
(メルアド変更・解除)
https://www.rawbeautyjapan.com/ml_yasaikudamono/fm_change.html


連絡先アドレス
rawbeauty8あっとgmail.com

本文は著作権により保護されていますが、有料の媒体への転載をのぞき、
許可なく転送、転載可能です。
その場合は、メルマガの紹介をお願いいたします
posted by 石塚とも at 21:22| 「野菜くだもの通信」バックナンバー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする