エマニュエル・トッド (著), 大野 舞 (翻訳)
2023年1月18日現在、623個の評価がついているベストセラー。
タイトルがキャッチーですが、「戦争」という現象以前の、各国の狙いやそれぞれの関係などの解説が大変興味深いです。国々の複雑な関係を丁寧に網羅しているため、理解にちょっと時間はかかります(アマゾンレビューでも「難解」と書いてある人がいますがそのとおりだと思います)。何度も読み返して(=聞き返して)、またそのうち再読したい感じです。
その中から1つ書くと、アメリカという国がどうして魅力を失っていってしまったのか。アメリカの友人たちが疲れたり、ネガティブになっていったのか、アメリカからキラキラしたニュースが聞こえてこなくなってしまったのか(せいぜい大リーグぐらい)、一端ですが理解できた気がしました。
ウィキペディアのトッドさんの記事を読んだら大変興味深かったので、他の本も読んでみたいです。